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生前に自叙伝を出版した偉人 ルネサンスの彫刻家・ミケランジェロ

2017-05-26 11:24
生前に自叙伝を出版した偉人 ルネサンスの彫刻家・ミケランジェロ

こんにちは、休日は美術館めぐりをしているナホです。

アートの中でも迫力あるものと言えば彫刻ですが、15世紀の彫刻家であるミケランジェロは、中でもグローバルにその名を知られる存在です。若くして才能を発揮し、稀代の天才として讃えられた彼について、調べてみました。

師匠をもうならせた早熟の天才

ミケランジェロはルネサンス期の15世紀にイタリアに生まれました。父親が大理石採石場を経営していたことから小さい頃から石を加工する技術を見ながら育ちました。このときの経験から人物彫刻のコツをつかんだと、本人も著書の中で述べています。

ミケランジェロが10代になると、父は学問を学ばせようと彼を人文学者のもとに送ります。しかし本人は勉学にはまったく興味を示さず、絵画や彫刻の研究に没頭。まもなく画家ドメニコ・ギルランダイオに弟子入りし、14歳という異例のスピードで一人前の画家として認められます。

一方で優れた才能ゆえに周囲の反感を買うことも多く、17歳のときには友人の作品に意見したことが原因で顔を殴られ、鼻が曲がってしまうという事件も起きました。 このときの負傷は後々まで残ったようで、ミケランジェロが中年になってから描かれた肖像画も、鼻に違和感が見られるのだそうです。

彫刻は「天使を石から自由にする作業」

"I saw the angel in the marble and carved until I set him free. (私は大理石の中に天使を見た。そして天使を自由にするために彫ったのだ)"

ミケランジェロが残したこの英語の名言は、彼がどのような思いで作品づくりに取り組んでいたかを表すものとしても有名です。

20代にして『ピエタ』『ダビデ像』などの代表作を発表したミケランジェロですが、彼の頭には彫る前から鮮明なイメージがあり、彫刻はそれを表面化させるための作業だったのでしょう。

このような天才ぶりは早くから周囲に知れ渡り、『モナ・リザ』で有名なレオナルド・ダ・ヴィンチもミケランジェロをライバルとして意識していたと言われています。 彼はイタリア語で「神から愛された男」を意味する"Il Divino"と呼ばれることも多々あり、亡くなる前に自叙伝を出版した数少ない偉人でもあります。

天才らしからぬ禁欲的な暮らしぶり

華やかな実績を残しながらも、ミケランジェロの日常はきわめて禁欲的で地味なものだったと言われています。弟子のアスカニオ・コンディヴィによると、特に食べ物や飲み物にはまったく関心がなく、必要にせままられて仕方なくとっていたのだそう。

もともと寡黙であまり人付き合いを好まない性格だった彼は、生涯を通して自宅に引きこもりがちで、十分な資金を持ちながらも浪費することはまずなかったと言います。 天才と呼ばれるにふさわしい作品の数々は、こうした内向的な性格の賜物だったのかもしれませんね。

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