魅せるエクストリームスポーツ スノーボードスロープスタイル|翻訳会社ブログ

ピョンチャンオリンピック競技:スノーボードスロープスタイルについて

魅せるエクストリームスポーツ スノーボードスロープスタイル

こんにちは。アークコミュニケーションズで翻訳事業を担当している芳森です。

突然ですが、皆さんは「スロープスタイル」というウィンタースポーツの競技名を耳にしたことがありますか? 「まったく初耳」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は前回の冬季オリンピック(ソチ大会)から正式に採用された新しい種目なんです。

スロープスタイルはスキーとスノーボードの両方で行われますが、今回はスノーボードについてご紹介します。

自由度の高さが評価に影響

スロープスタイルでは、前半にボックスやレールなど障害物を配した「ジブセクション」、後半にスピントリックなど空中で行う技を繰り出す「ジャンプセクション」が設置されたコースを滑って得点を競います。審査員は演技の構成や、技の難易度、着地、独創性といった点から総合的に評価します。

採点基準に「独創性」とありますが、この競技の評価ポイントの一つに"自由度の高さ"があります。例えばピョンチャンオリンピックのコースでは、スタート直後から3つにセクションが分かれており、アイテムを選手自身が選択できました。得点も高いがリスクも高いコースに挑戦する選手がいる一方、着実な技で点を稼ぐ選手もいます。また、後半には3つジャンプ台が用意されることが多く、中には25mの大ジャンプを決める選手もいます。こうした大技は転倒のリスクが高い一方、高得点のチャンスにもなるわけです。

ちなみにソチ大会のコースには巨大なマトリョーシカが設置され、ユーモア溢れる障害物として注目を集めました。

エクストリームスポーツとしてのスロープスタイル

スロープスタイルは1990年代にアメリカで始まった、生まれてまだ間もないウィンタースポーツです。アメリカで同時期にスタートした「X Games」というエクストリームスポーツ(危険度が高いとされるスポーツの総称)の大会で注目を集めるようになりました。

つまりスロープスタイルは、ウィンタースポーツの中でもかなり難易度の高い競技と言ってよいと思います。2014年のソチオリンピックで採用された時には新種目として脚光を浴びた一方で、骨折など負傷する選手も多く、安全性を問題視する声も上がりました。選手には技のスキルに加え、着実・安全に演技をこなす安定性も求められるのです。

「Slope」の成り立ちは古い

スロープスタイルは、英語で「Slopestyle」と表記します。slopeとstyleの間にスペースは入れません。「slope」という英単語が用いられ始めたのは16世紀からのことだそうです。基になったのは古英語の「aslupan(過ぎ去る、離れる)」から変化した「aslopen」が中英語でさらに「aslope」に変化したもので、当初は動詞として使われていました。名詞としては、17世紀初頭に「傾斜」の意味で使用されているのが確認されています。

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