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知ることで差が出る!アメリカ英語とイギリス英語

知ることで差が出る!アメリカ英語とイギリス英語
2022-04-08 16:20

日本語も各地域の方言にそれぞれ違いがあるように、言語には、それが使われる地域によって、様々な違いが生まれます。日本人にとってポピュラーな外国語「英語」も、それは同様です。英語の地域ごとの違いとして代表的な例が、アメリカ英語とイギリス英語の違いです。同じ英語であっても、時にはその違いゆえに、会話に不具合が生じることもあります。同じ英語であっても違いがある、という認識をあらかじめ持つだけでも、コミュニケーションの良し悪しに差が出てきます。今回は、アメリカ英語とイギリス英語の基本的な違いについて、具体例を挙げながら解説していきましょう。

"単語"における違い

同じ意味を表すのに、アメリカ英語とイギリス英語で異なる単語を用いることがあります。

例)
サッカー:soccer (米)/football (英)
世界的にはイギリス英語の「football」やそれを基に変化した単語で表記されますが、アメリカでは「football」はアメリカンフットボールを指すのが一般的です。ちなみに日本では「サッカー」と呼ぶのが一般的ですが、日本サッカー協会の英語表記は「Japan Football Association」と規定されています。

例)
クッキー:cookie (米)/biscuit (英)
アメリカでは「biscuit」と言うと、スコーンのようなパンのことを指します。ちなみに日本では、「糖分と脂肪分の合計が40%以上含まれていて、手作り風の概観をもつものをクッキーと呼んでもよい」という決まりがあります。

これらのような違いはとまどう程度で済むかもしれませんが、アメリカやイギリスへ旅行や出張に行った際、大きな混乱を招かないよう注意したい単語の違いもあります。

例)
建物の1階:first floor (米)/ground floor (英)
イギリス英語では「first floor」は2階のことになります。「Let's meet on the first floor.」と待ち合わせをすると、互いに誤解して落ち合うことができなくなる可能性があります。1階での待ち合わせであれば、念のため「street level」などの言葉を追加しておくと安心です。

例)
地下鉄:subway (米)/underground またはtube (英)
イギリス英語における「subway」は地下鉄ではなく地下道のことになります。イギリスで約束の場所に向かう途中、道に迷って人に尋ねたところ、「You can use the subway.」と言われることがあります。地下鉄の駅を探さないように注意しましょう。

"つづり"における違い

英単語のつづりを見て、相手の英語がアメリカ英語なのかイギリス英語なのか区別できます。

アクセントがつかない音節の~or (米)/~our (英)の違い
例)
色:color (米)/colour (英)
お気に入り:favorite (米)/favourite (英)

語尾の~er/reの違い
例)
中心:center (米)/centre (英)
劇場:theater (米)/theatre (英)

つづりの違いは、どちらを使っても大きな問題にはなりませんが、日付の記載方法には注意が必要です。日本語では「2014年11月7日」のように、まず頭に年がきて、月、日の順番で記載します。ところが英語はその逆で、年は末尾にきます。さらに月、日の順番は、アメリカ英語とイギリス英語で違いがあります。

例)
アメリカ英語:11/07/2014 (月、日、年)
イギリス英語:07/11/2014 (日、月、年)

厄介なのは、月と日の表記の順番が間違っていても、パッと見てそれに気づくことが難しい点です。ビジネスにおいて日付は重要な要素なので、表記の仕方には十分注意しましょう。

"発音"における違い

発音やアクセントの違いは、アメリカ英語とイギリス英語における顕著な違いの1つです。たくさんの英語を聞いて慣れれば、相手の英語を聞いただけでその人の出身地が予測できるようになります。

アメリカ英語

"t"が発音されない:「what」を「ワッ」、「cut」を「カッ」のように発音します。

"t"が"d"の音になる:「water」は「ウォーダー」、「party」は「パーディ」のように聞こえます。

"r"がしっかりと発音される: "r"の発音が苦手という人も多いですが、この"r"の発音こそ、アメリカ英語のキーポイントなのです。

イギリス英語

"r"が発音されない:「water」が「ウォータ」、「door」が「ドー」、「better」が「ベタ」のように聞こえます。

「often」を「オフトゥン」と発音する:アメリカ英語では"t"の音は抜け落ち「オフン」となります。

違いがあることを認識する

同じ英語であっても、地域によって違いがあると認識することで、外国人とのビジネスシーンにおいても対応に幅が出ます。不要な誤解を避けることはもちろん、相手を気遣ったり、時には気の利いた会話でスマートな印象を与えたりすることも可能です。まずは、たくさんの人の英語を聞くことから始めてみましょう。

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