中国語翻訳時は要注意!北京語と広東語の違いは方言以上!?│翻訳会社ブログ

中国語の北京語と広東語について

中国語翻訳時は要注意!北京語と広東語の違いは方言以上!?

北京語と広東語

グローバルな仕事に憧れて翻訳業界に飛び込んだ入社2年目のヨッシーです。入社以来、日々の発見と勉強を通して翻訳の奥深さを実感しています。

前にブログにも書きましたが、中国語には簡体字と繁体字という2種類の文字が存在します。しかし今度は、営業先から会社への帰り道、先輩に「中国語の北京語と広東語の違いって、知ってる?」と聞かれ......。早速、調べてみることにしました。

北京語と広東語は全く異なる言語!?

「イーコム中国語ネット」によると、同じ中国語でも地域によって話される言葉は異なるとのことです。それで真っ先に頭に浮かんだのは、アメリカ英語とイギリス英語の違いです。また、小さな日本国内でさえ、関西弁、青森弁のような方言が存在するわけですから、広い中国に数種類の中国語が存在しても不思議ではありませんよね。ところが、よくよく調べてみると、北京語と広東語では、意思疎通が難しいくらいの違いがあるということなのです!

北京語は中国の標準語として使用されている普通話の基になっているそうです。ちなみに、北京語は英語だと「Mandarin」。一方、中国南部の広東省、香港、マカオ(澳門)を中心に話されているのが「広東語」です。こちらは英語だと「Cantonese」。北京語と比較するとマイナーな方言のような印象を受けますが、各国に存在するチャイナタウン、華僑・華人社会など、世界中に一億人以上の広東語話者がいるそうです。さすが中国って感じですね。

発音しやすく、学習しやすいのは北京語!

中国語は発音が難しくて、同じ「ma」の音でも、音の上げ下げで意味が違ってくるというのを聞いたことがあります。日本語でも「雨」と「飴」、「橋」と「箸」などをイントネーションの違いで区別しますね。北京語にはこの声調が4種類もあり、「ma」でも、その音の変化で「お母さん」「麻(アサ)」「馬」「罵る」という、全く異なる意味になるんです。発声方法から意味まで4種類覚えなければならないなんて大変そうですが、なんと広東語にはこの声調が6種類も存在するんです!

北京語には「ピンイン(併音)」と呼ばれるアルファベットを使った発音表記体系が確立しています。日本語のローマ字表記の様なもので、ピンインを覚えれば中国語の発音ができるようになるということですね。ちなみに、「どんと来い 中国語」というWebサイトによると、中国語の「日本」はピンインだと「rì běn」の表記になるそうで、音声で聞いてみたら「リーベン」と聞こえました。一方、広東語は、ピンインのような標準的な発音表記体系が確立していなくて、発音表記の方法が、辞書やテキストで異なっているそうです。さらに、広東語はあくまでも話すためにしか使われない言語とのことで、発音されるのにそれにあたる文字がない、なんていうこともあるそうです。それでもどうしても書かなければならないときは、似た発音の漢字に口偏をつけて代用したりするようです。学習しやすそうなのは、北京語のようですね。

香港映画を楽しみたいなら広東語!

学習は難しそうな広東語ですが、調べていくと意外と身近な広東語の一面も見えてきました。まずは、香港映画。私も学生時代に、夢中になった時期がありましたが、香港映画といったら、なんといってもジャッキー・チェンです! アクションに夢中で話されている言語など気にしたことはありませんでしたが、香港映画で話されているのは広東語なのですね。「香港ナビ」によると、日本語の「はい」は広東語の「係(ハイ)」が由来だという説もあるとか。語尾に「アー(啊)」をつけて「ハイアー」と言うと、より口語的になるそうです。そう言われると、ジャッキー・チェンも「ハイアー!」とか言っていたような気も。改めて、香港映画を見てみたくなりました。

広東語由来の日本語も多いようで「中国語を語源とする料理関連用語」から例を挙げると「ワンタン(雲呑)」「シュウマイ(燒賣)」「ライチ(茘枝)」などは、それぞれ広東語が語源だそうです。

使う地域や目的に応じて北京語、広東語をチョイス!

同じ中国語でも、北京語と広東語では、アメリカ人とイギリス人が英語でコミュニケーションをとるようにはいかない、ということがわかりました。香港、マカオは日本でも人気の旅行先で、私も一度行ってみたい、と思っていますが、あやうく覚えたての北京語とともに香港に乗り込むところでした。中国語だけでなく、使う地域や目的に適した言語をチョイスする習慣を身につけていきたいと思います!

アークコミュニケーションズの中国語翻訳

「繁体字」と「簡体字」、どちらも同じ中国語ですが、「繁体字」をそのまま「簡体字」に変換すると不自然な文章になることがあるため、翻訳をする際には地域によって文字を区別しています。また、日本語では「~であると思われます」のようなオブラートに包んだ表現が好まれますが、中国語では「~です」「~ます」とはっきりとした表現がよく見られます。こうした文化的な違いを理解して翻訳することも重要です。
弊社 では、中国語のネイティブ翻訳者と日本人翻訳者が、原文の解釈ミスや翻訳ミスがないかどうかを互いにチェックし合いながら、翻訳作業を進めています。
また、担当する翻訳者は、各分野の背景知識にも深い見識を持っています。目に見える部分、見えない部分、両方に注意を払ってこそ品質の高い翻訳が完成するのです。

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外資系コンサルティング会社:「土地賃貸契約書」日→中(簡体字)
大手電子機器メーカー:「技術サポートに関する契約書」日→中(簡体字)
大手広告代理店:「広告契約書」中(繁体字)→日
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