英文翻訳,翻訳会社,翻訳サービス,英文チェック,英文検収,チェッカー

バイリンガルじゃなくてもデキる翻訳英語検収 指南その7

翻訳文の簡単チェック法 指南その7

本文チェック(1) 文の大意の確認

A社の海外営業部で営業事務を担当している竹田です。現在、友人であるプロの翻訳チェッカーさんご指導の下、社内資料の翻訳(英訳)後チェックをOJTにて見習い中です。

ここ数カ月で「誰でもできる」英訳チェックの初級レベルについて教わってきましたが、いよいよ佳境となる中級レベルに突入。前回から、翻訳文の内容に一歩踏み込んだチェック方法について学び始めました。この中級レベルをクリアできれば、多少は社内でエラそうな顔をしていいかな?……ダメ、ですよね(苦笑)。

    
高校生レベルの読解力でできる

宮本:前回は、中級レベルの「準備作業編」という感じ(記事を参照)だったけど、今回から、本格的に翻訳文を解釈しながらのチェックになるよ。なので、これからはある程度、英語の読解力が必要になってくるね。

         

竹田:うわぁ、マズいですね。英語がよく分かってないのがバレちゃう(泣)。

宮本:いや、大丈夫。少なくとも竹田さんは半年間も海外に語学留学に行っている。そうやって「行こう」と思った時点で、すでに英語に対する興味は持っていたわけで、その点で「やる気」は並み以上にあると言っていいと思うよ。別に海外留学してなくても、英語に興味を持っている人なら、今回レベルのチェックは十分可能な範囲だと思う。

竹田:そうなんですか……。確かにある程度は辞書なしで英文を読める読解力はあるつもりだけど、ちょっと難しい専門用語になると分からない単語がたくさんありますよ。

宮本:それも大丈夫。今やっている中級レベルでは、高校生並みの英語読解力があれば、十分通用するんだ。そして、翻訳チェックと言う意味では、この基礎的な読解力に、これまで教えたノウハウを付加させることで、十分に役に立つと言っていいと思う。ここからが、本格的な「バイリンガルじゃなくてもできる英訳チェック」だからね。

    
詳細にこだわらず一気読み
    

宮本:今回は何をチェックするかと言うと、「文章の大意」なんだ。

竹田:どういう意味ですか?

宮本:翻訳文のディテールにこだわらず、文章全体を一気通貫で読んでみる。その上で、文章の主旨がおかしくないか確認する。順番としては、まず英文を先に読むのがいいよ。そのあとに、原文となった日本文を読むんだ。英文から読むのは、あえて原文(日本語)の意図を知らずに、英文が論理的に破たんしていないかチェックするため。その部分は、次回詳しく説明したいと思う。 そして、英文の次に日本文を読むことで、今度は日本文の意図に対して英文が違和感ないかを確認する。読後に両者の大意に相違がなければ、このレベルのチェックは問題なし。違和感があるならば、それがどこかを調べよう。そういう時はたいていなんらかの誤訳が含まれている場合が多いからね。

竹田:そうなんですか。あまりそういうチェックの仕方をしたことがないので……。わたしでもできるかしら。

宮本:やってみれば意外と簡単。「ディテールにこだわらない」というのがミソだね。細かい部分にこだわってしまうと、全体の意図が見えにくくなる。あえてそこは我慢して読み飛ばすことが大切なんだ。

竹田:分かりました。やってみます。いよいよ私の英語スキルが炸裂するときがきたわ。

宮本:炸裂するほどあったっけ?(笑)

竹田:あっ、すみません、ありませんでした(泣)。一生懸命、頑張ります……。

翻訳文の簡単チェック法

翻訳品質を上げる7つのルール
出版翻訳
44言語グローバルサイト
このページの先頭に戻る