私の英語学習法

2015年9月

第4回:私の英語とのつきあい方-時間が味方

英語とのつきあい方

翻訳業としてのスキルを磨くことが目的の今は、一般的な英語学習からはどんどん離れていっているかもしれません。正解がある(文法的に正しい解釈が可能)とは限らない実務の場では、英語力よりも一般知識、専門知識、調査力、日本語の問題になってきます。意外と役立っていると感じているのは、デジタル放送とHDDレコーダーです。登場してからすっかりはまってしまい、最近では時間があれば英語字幕のドラマを見ています。ストーリー自体を楽しむだけでなく、セリフ全部は無理でも目(字幕)から入ってくる情報と耳(セリフ)から入ってくる情報の違いをおもしろがる、という楽しみ方をしています。これが、仕事で理解しにくい文章があったときの「直感力」を上げる助けになっているようです(もちろん、ドラマに出てきた海外の文物に関する記憶が役立つこともあります)。

英語を使えるようになるため意識して「学習」していたころには、時間が味方になるとは思いもしませんでしたが、ペーパーバックでも海外ドラマでも、いつ始めたかわからなくなるまで長く続けていると、確実に自分の力になっている、と言えるのではないでしょうか。案外、続けてさえいれば何とかなる、というのが真実かもしれません。

自ら英語を勉強し始めたきっかけは?

同じ職場の外国人に「俺が言っていることが分からなければ帰れ」と言われたのが理由?後から考えると、電気的トラブルを直せずにテンパっているイタリア人がオーストラリア訛りで喚いていたので、相当難易度が高かったような気はします。

プロフィール
  • 名前:YB
  • 職種:翻訳者
  • 出身:愛知県
  • 趣味:テレビ鑑賞、DIYいろいろ
  • 海外経験:学生のときの貧乏旅行、サラリーマン時代の欧州出張