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人と仕事を知る

社員インタビュー:
翻訳プロジェクトマネージャー
細江 和夫

翻訳事業部
翻訳プロジェクトマネージャー
細江 和夫(ほそえ・かずお)

1952年生まれ。日本アイ・ビー・エム株式会社でSE、翻訳部門でキャリアを積む。
2007年、アークコミュニケーションズ入社。チーフプロジェクトマネージャーとして活躍中。細江をぜひ担当にと指名されるクライアントも。

日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、IBM)で培った豊富な経験を生かし、翻訳プロジェクトマネージャーとして活躍する細江和夫。
知的な眼差しと落ち着いた対応でクライアントの信頼を得る一方、研究熱心な勉強家の一面もみせる。
熟年のキャリアを生かす、したたかな仕事ぶりとは?

お客さんのために働くのが仕事の基本

これまでの仕事のキャリアを教えてください。

IBMで16年間、営業所のSEとして働いていました。その後、配属転換を依願して社内の翻訳部門に移り、そこで12年ほど仕事をしました。アークに入社して6年になります。

SEの仕事はどんな内容でしたか?

IBM時代は、月曜日の朝にミーティングをすると、あとはずっとお客様のところで仕事。ですから、上司のために働いたという記憶はありませんね(笑)。その当時に得たお客様のために働くという意識は、今も染みついています。特に信用金庫、信用組合など堅いクライアントを担当していましたので、仕事の厳しさは身に染みています。1円合わなければトラブルですからね。

なぜ、翻訳部門に移ったのですか?

ITはとにかく技術の進歩が速い! それにずっとついていくのは大変だなぁと。言葉はコンピュータみたいに日進月歩ではありませんから、じっくり仕事をすることができるのではないかと思いました。実際、自分には合っていたんでしょうね。英語はIBMに入社してから本格的に勉強しましたが、英語が好きだったというのも翻訳を選んだ理由です。

翻訳部門ではどんな仕事をしていたのですか?

オクラル社のデータベースソフトのマニュアルを和訳する仕事などを担当しました。本当は営業所時代に読んでも意味が取りにくいと思っていた自社のマニュアルなどを手掛けたかったのですが、お客様とつき合ってきたSE経験を活かせ、と社外のお客様の担当になりました。結局、会社が変わった今も、お客様のために働く立場はずっと変わっていません。

翻訳者のマッチングが仕事の質を左右する

現在の仕事で、一番心がけていることは何ですか?

とにかくお客様に満足してもらうことです。大学生の頃、安くておいしいカレー屋さんがあって、お金がないからいつもその店に行っていました。その後、就職してお金ができたのでカレーの高級店に行きました。ところが、おいしくない。安い店の方がおいしいんです。つまり、コストと品質は必ずしもリンクしないということです。100万円の予算で150万円の満足をお客様に感じてもらう。それが私の目標です。

そのためには、何が大切ですか?

一番大切なのは、とにかくふさわしい翻訳者を選ぶことです。例えば、日本トップクラスのビジネススクールであるグロービス経営大学院さんの教材や、グローバル・マネジメント誌であるDIAMONDハーバード・ビジネス・レビューのように読み込みが必要な難解な内容の場合は、十分時間をかけきちんと理解して翻訳できる人を慎重に人選します。ボリュームのある仕事の場合、何人かの翻訳者で手分けをしますが、その場合、章などにより内容や求められるものは異なるので、それぞれの内容を把握した上で、適した割り振りが重要になります。

翻訳者のマッチングが重要ということなんですね。

同じ翻訳者でも得手不得手があります。通信技術に強い、金融知識に強いなど分野だけでなく、きっちり訳しあげるのが得意な方、読みやすい日本語に仕上げるのが上手な方など、様々です。マテリアルによって、求められる文章も異なりますので、翻訳者と翻訳物の特性をしっかりつかみ、相性がぴったりになるようにアサインすること。また、私が依頼したときにきちんと仕事をしてくれるような関係を作ることを心がけています。

プライベートでも、しっかり自己管理

放送大学に入学したと伺いましたが。

知識を体系化したいと思い、4月から「デジタル情報の処理と認識」という講座を取っています。その中で形態素解析に関する説明がありました。これは、文章を意味のある最小単位までバラバラにして、品詞を判別する作業なのですが、この処理をするプログラムを手に入れ仕事に役立てています。

ご自身の英語力は?

息子がアメリカの大学に留学することになった時、毎日夜10時から11時まで英語を教えました。そのときに私のTOEICの点数が上がりました(笑)。その後息子は留学前に3カ月語学学校にみっちり通って力をつけたので、「親父との勉強は役に立たなかった」と、ダメ出しされましたけど。

周りが風邪をひいても、細江さんは元気と伺っていますが、特別な健康法をお持ちですか?

父親の心筋梗塞をきっかけに歩くようにしていたのですが、アークに来てからは忙しくてその時間が取りにくくなりましたが、週に1回、水泳教室に通うのは続けています。ところが、教室のみんなはお酒が好きなので、全員、太めなのですよね。これもひとつの健康法なんでしょうかね(笑)。

私の1本の映画

ナンシー・マイヤーズ監督『恋愛適齢期』
("Something's Gotta Give" 2003、アメリカ)

「ジャック・ニコルソン扮する主人公は63歳のプレーボーイ。30歳以下限定の若い恋人たちと遊びまくっている。ところが、ある日、恋人の母親と恋に落ち......。一度心が離れても、忘れられずに再会するラブストーリーに感激。主人公が私と同じ年代なので、よりシンパシーを感じた、のかな?」

社員の1日

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