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バイリンガルじゃなくてもデキる翻訳英語検収 指南その4

翻訳文の簡単チェック法 指南その4

全体のクオリティに影響する「目立つ間違い」

A社の海外営業部で営業事務を担当している竹田です。翻訳文のチェック、だいぶ慣れてきました。あれだけ最初は不安だったのですが、翻訳チェッカーの宮本くんの教え方が良いのか、慣れるのも早かったし、最近ではチェックそのものがすっかり楽しくなってきました。

前回までは「間違えてはいけない」部分のチェック方法を中心に学んだのですが、今回はちょっと視点を変えて、「目立ちやすい間違い」という観点からチェックポイントを教えてもらいました。

竹田:最近、翻訳文のチェックがすごく面白くなってきました!

宮本:おっ、それは良かったね。楽しんでやった方が文章の品質を上げることができるし、その上、効率も上げられるからね。その調子で、今日も頑張ってみよう!

         

竹田:はい、よろしくお願いします!

タイトルと見出しを意識してチェックしよう

宮本:今回は前回までの内容と違って、語句そのもののチェックではなく、チェックする場所について考えてみたいと思うんだ。

竹田:「場所」ですか……。

宮本:うん、そう、場所。一言で言ってしまうと、文章の「タイトル」と「見出し」のことなんだ。竹田さんなら分かると思うけど、ビジネス文書の全体タイトルとかサブタイトル、文章の節の初めに付ける見出しなど、本文以外の部分のことだよ。

竹田:「タイトルと見出しをチェックしなさい」ということですか? もちろん普段からやってますけど……。

    

宮本:うん、そういうことなんだけど、ちょっと補足が必要だね。「タイトルと見出しを特に気をつけてチェックしよう」という意味だよ。もちろんタイトルや見出しと同様に本文もチェックするけど、タイトルと見出しについては「特に注意して見よう」ということを言いたいんだ。

    

竹田:わざわざ宮本さんがそう言うのは、何か理由があるんですか?

    

宮本:うん、ある。タイトルや見出しは間違いが目立ちやすいわりに、チェックから漏れやすいからなんだ。

        

竹田:ああ、そういうことなんですね。

    
悪目立ちする間違いは文書全体のクオリティに影響

宮本:本文については皆さん、文章の頭から最後まで均等にチェックしてくれるんだけど、意外に忘れがちなのがこうしたタイトルや見出しなんだ。特にDTP(デスクトップパブリッシング)後の成形されたレイアウトでチェックしたりすると、タイトルや見出しは本文とフォントやサイズが違うので、意外にチェックから漏れてしまう。そこで、本文と同じく、タイトルや見出しもしっかり意識してチェックしようということ。

竹田:宮本くんが言いたいことはよく分かります。確かに文章全体をチェックする時に、ついタイトルや見出しは「後でまとめてチェックしよう」とか考えて、飛ばしてしまうことがあるわね。単にチェックし忘れることもあるし。

宮本:さすが、実際にチェックしている人は感覚的に分かってくれてるね。さらに、たちの悪いことに、こうしたタイトルや見出しは、文字飾りが入ったりフォントサイズが大きかったりするので、間違いが「悪目立ち」しやすいんだ。

竹田:確かにそうだわ。

宮本:文章を読む側にとっては、こうした目立つ部分に間違いがあると、文章全体のクオリティが低いんじゃないかという印象を受けやすい。なので、だからと言って「本文を間違えてもいい」という意味ではないんだけど、タイトルや見出しなど目立つ部分のチェックは、より一層注意して行おうということなんだ。

    

竹田:心理的な印象の部分なんですね。文書を読み始めて、いきなり最初から間違いがあると、それ以降も間違いが多い文書なのかなって思ってしまいますよね。

    

宮本:そうなんだ。繰り返しになるけど、決してそれに比べて本文のチェックをおろそかにしていいという意味ではなく、「特定の場所を意識する」というところが大切かな。

    

竹田:チェックに対する姿勢というかスタンスですね。肝に命じておきたいと思います!

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