ノルディックスキー(1):冬季五輪の華、ジャンプ競技|翻訳会社ブログ

ピョンチャンオリンピック競技:ノルディックスキー ジャンプ競技について

ノルディックスキー(1):冬季五輪の華、ジャンプ競技

こんにちは。アークコミュニケーションズで翻訳事業を担当している芳森です。

突然ですが、皆さんは「ノルディックスキー(英語ではNordic Skiing)」という競技種目をご存知でしょうか。実は「ノルディックスキー」という名前は、1つの競技のことではなく、ジャンプ、クロスカントリー、コンバインド(複合)の3つの種目からなる競技カテゴリーのことを示しています。

いずれも、一般的なゲレンデスキーヤーが使うスキーのビンディング(留め具)と異なり、つま先だけが固定されるビンディングを使う共通点があります。ちなみに、ノルディックスキーに対して、斜面を滑るスキー競技のカテゴリーを「アルペンスキー」と言います。

今日はこのノルディックスキーの中から、まず、ジャンプ競技について説明してみたいと思います。

オリンピックでは3種目

今回のピョンチャンオリンピックで観ることのできるジャンプ競技は、「ノーマルヒル個人」「ラージヒル個人」「ラージヒル団体」の3種目です(女子はノーマルヒル個人のみ)。

ノーマルヒルは、1988年のカルガリーオリンピックまでは「70メートル級」と呼ばれていました。現在では踏切台の先端からL点(安全に着地できる限界点)までの距離(「ヒルサイズ」と呼ばれる)が85mから109mまでの台を使用しています。ラージヒルと同じく冬季オリンピックの正式種目ですが、スキージャンプのワールドカップでは現在、競技は開催されていません。

ラージヒルは、その名の通りノーマルヒルよりヒルサイズが長くなります。こちらも以前は「90メートル級」と呼ばれており、そのヒルサイズは110~184mに及びます。ラージヒルでは、個人および団体で競技が行われます。

ちなみに、オリンピックで開催されるけれどワールドカップでは開催されないノーマルヒルとは逆に、ワールドカップで開催されるがオリンピックでは開催されないジャンプ競技に「フライング」があります。ヒルサイズは185m以上と実に長大で、世界記録は250mにほぼ達するという異次元の大ジャンプを見ることができます。ただ、残念ながら、日本にはフライング競技に対応したジャンプ台が存在してないということです。

ようやく日の目を見るジャンプ女子

ピョンチャンオリンピックに向けて、連日メディアでは高梨沙羅選手や伊藤有希選手などジャンプ女子の話題に事欠きませんが、女子のジャンプ競技がオリンピックで採用されたのは前回2014年のソチオリンピックが初めてということをご存知の方は多いと思います。

そもそも女子の国際大会が初めて開催されたのが1999年と、つい十数年前の話とは驚きです。それまでジャンプ競技は、まさに男性社会のスポーツ競技だったのです。日本でも女子ジャンプのパイオニアである山田いずみ選手が、相当な苦労とともにオリンピックへの道を切り拓いてきたと聞きます。

北国生まれの国際競技

ところで、ジャンプ、クロスカントリー、コンバインドの総称であるノルディックスキーの「ノルディック(Nordic)」とは、一体どういう意味でしょうか。競技のイメージはできても、この言葉が何を指しているのかピンと来ない方も多いと思います。

「Nordic」という英語は、フランス語の「nordique」に由来する言葉で、「nord(=north、北、北欧など)」と「ic(「~のような」などの意)」という2つの部分から成り立っています。つまり、「北欧(スカンディナヴィアなど)の~」「北欧の人々・国々・地域の~」という意味になります。

世界的に愛される競技種目の1つ、スキージャンプ。もちろん、ピョンチャンオリンピックでも公式種目に選ばれています。女子選手の華麗なジャンプも含めて、日本人選手たちの活躍が大いに期待できます。

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