社員インタビュー

2024年1月

社員インタビュー 小川 雅史(おがわ まさふみ)

小川雅史は、アークコミュニケーションズ 翻訳事業部で営業とプロジェクトマネージャー(PM)を兼務する営業リーダーです。柔和で気遣いあふれる言葉が次々と溢れ出てくる好漢。そして営業とPMという一見すると相反するように見えるどちらの職務にも真面目に取り組むことで、小川は他にない営業であり、PMであり続けています。2023年10月に営業リーダーに就任しましたが、その前から小川の周りには自然と人が集まってくる傾向がありました。「なるべくしてなったリーダー」と見る向きもあります。営業とPMの両立や、新サービスの開発、リーダーとしての心構えなどを聞きました。

営業を軸にプロジェクトマネージャーを兼務

-アークコミュニケーションズにおける現在のご担当について教えていただけますか。

翻訳事業部で営業兼プロジェクトマネージャー(PM)を担当しています。2015年に翻訳事業部の営業として入社したのですが、勉強を兼ねながら、少しずつPMの仕事も担当するようになり、現在のかたちになりました。今でも自分の気持ちとしては、営業を中心にPMも兼務しているというスタンスに変わりはありません。2023年10月からは、営業リーダーを務めさせていただくようになりました。

-以前から営業やPMのご経験があったのでしょうか。

初めて就職した企業では、今のような営業とPMを兼務する仕事を担当していました。その後、もともと料理好きということもあって、飲食業に転職しました。結婚を機に、週末に休める昼職に就きたいという希望から、就職活動ののち、アークコミュニケーションズに入社しました。好きな料理に関しては、趣味としても続けられることから、特に飲食業にこだわらずに就職活動をしていました。

営業の観点からは、飲食業の経験が現在でも活きていると感じます。もともと、人と関わることが好きだったので、人と話すことでお仕事をいただくような職種は向いていたと思います。以前、勤めていた飲食店がチェーン店ではなく個人のお店だったので、常連の人と密にコミュニケーションをとったり、新規で来てくれたお客様に、次にまた来ていただくためにどうするかを考えたりすることが、とても楽しく感じていました。営業をする上で必要なお客様に対するコミュニケーションスキルは、この時に磨かれた気がします。

-PMについては、前職のご経験が役に立つことはありましたか。

初めに勤務していた企業で担当していた仕事が、製品の工程管理など、まさに今のPMと同じような内容だったので、その経験がまるごと活きていると感じます。社会人として仕事の基本を教えてもらったのも、この会社の上司からでした。「この仕事をなぜするのか、まず考えよう」「次の工程のことを常に念頭に置こう」......など、仕事そのものに対する考え方を厳しく指導してくれた方でした。

営業とPMを兼務する意味

-営業とPM、2つの職種を兼務して良かったことはありますか。

営業とPMのどちらも担当したことで、いずれの立場からもお客様や仕事相手と話すことができるようになり、内容も広く深くなったと感じています。例えば、営業の立場から、お客様と納品物の形態などについてすり合わせる時など、PMの経験前に比べて、具体的な内容や提案できる内容が圧倒的に増えました。制作時にPMとして自ら工程を組み、実際に納品物を確認し、それを納品した経験がまさに活きているのでしょう。

-「制作現場をよく知る営業」ということですね。

はい。PMを経験していることで、お客様との着地点を見つけることがうまくできるようになったと思います。なによりもお客様の満足度向上が大事なので、そうした観点に立って考えられるようになるのはよかったと思います。大里さん(アークコミュニケーションズ代表取締役)の「制作を経験した方が営業としても成長できる」という言葉を強く実感しています。

翻訳会社にできることはもっとある

-新しいサービスを立ち上げたと聞きました。

はい、「各種メディア記事英文サマリー作成サービス」と呼ぶサービスを立ち上げました。詳しくはアークのWebサイトのサービス詳細ページを見ていただくとわかりやすいと思います。要は、日本語の新聞や雑誌、オンラインメディアなどの記事のクリッピング(切り抜き)を翻訳して英文サマリーにしたものを企業などにご提供するサービスです。

-どのような発想からこうした新サービスの開発に至ったのでしょうか。

実は、「こういうサービスを作りたい」とゼロベースから作ったものではなくて、お客様から「このようなサービスができないか」というご相談を受けた上で、アークとして提供可能なアイディアを固めて作り上げました。「クリッピング」というキーワードが出てきた時に、最初は「うちではできないのでは......」と疑問が湧きましたが、だからと言って「できません」とは答えたくありませんでした。

逆に、「うちで経験がないからこそ、どうにかしたい」と考え、「そもそもクリッピングって何?」という基本的なところから検討を始めました。アークの人脈を利用して経験者の知り合いを紹介してもらったり、自分で問い合わせをしてみたりして、アークで実施可能なサービス内容を固めて、お客様に提案をしたという流れになります。

-言語を翻訳するだけが翻訳会社のビジネスではないのですね。

そうだと思います。普段から自分の中には、「翻訳会社にできることって実はもっとあるのではないか」という考えがあります。そのほかにも以前、ネイティブチェックの定額制サービスを開発しました。これは、大里さんとたまたま朝の通勤電車が一緒になり、そこでの雑談――「最近、サブスクが流行っていますね」という話題――から生まれたものです。ネイティブチェック自体は、今までと変わりないサービスですが、少し売り方を変えることで、新しいビジネスのキッカケになれば良いくらいの感じでリリースしました。

リーダーになり相談されることがますます増えた

-営業リーダーになり、仕事の内容に何か変化はありましたか?

仕事が増えたとか、仕事内容が変わったという実感はあまりありません。リーダーになって、今までは自分自身が対応しているお客様や見積もり、引き合いなどだけに目を向けていれば良かったのを、もっといろいろなものを広く見ていかなければいけないと思うようになりました。今では、他の営業メンバーやPMのアクティビティまで含めて見ていく必要を感じています。

自分の時間という意味では、さまざまな方からご相談を受けることが増えましたね。例えば、見積もりの内容やトラブルのような出来事、ちょっとしたシステム的な部分など......。「こういう時にはどういう処理をしたら良い?」というような問い合わせが多く、カスタマーセンター的なポジションになった気がします(笑)。それでも、「人から頼られることはありがたいことだ」と思っているので、こうしたことに時間を割くのは全然構いませんし、リーダーとは元来そういうポジションなんだろうという意識は持っています。

-チーム員とは普段、どのように接していますか。

できるだけ多く話をするようにしています。チームには、社会人経験はあるけれど業界の経験がない方や、他の会社でもともとPMをやっていて即戦力として入社してきた方、初めて社会人になった方など、さまざまな経験値を持つ人がいます。それぞれキャラクターが違うために対応も変わってくるので、画一的に「こう接しよう」というよりも、それぞれの個性に合わせて対応の仕方を変えています。

最近では、こちらから話をするより聞き手に回る方が多いかもしれません。話を聞くことが大事だと思っていて、「どうしたらいい?」という具体的な内容の相談から、「ちょっと困っているんです」という抽象的な相談も含めて、あらゆる話を聞かせてもらいたいと思っています。「相談したいけど話しづらい」と思われるのは嫌なので、相談しやすい関係性を作ろうと常に気をつけています。

「できるできない」はともかく、まずはご相談ください!

-今後、手掛けてみたい仕事はありますか。

新しいサービスの開発は引き続き行っていきたいですね。前述したネイティブチェックの定額制サービスのような、いちいち見積もりを取らなくて良いという、お客様にとってメリットがあり、なおかつ、アークにとっても安定した売上が望めるサービスが良いと考えています。これからも、お客様とWin-Winの関係を築けるサービスが他にもできないか考えていきたいと思います。

-営業リーダーとして目標はありますか。

誰か1人の力に頼るのではなくて、営業チームや翻訳チームなど、チームとして動けるかたちを作っていきたいと考えています。その一方で、「これは小川に任せたい」と思ってもらえるような仕事もしたいですね。「小川に任せておけば安心」と言ってもらえるような関係性をお客様との間で作りたい。内容によってはチームとして流れるように仕事を処理しながら、チーム員全員が人としての魅力を発揮できる仕事をしたいですね。これは一見、相反することのように見えますが、どちらも大切なことなので、両立させたいと感じています。

-最後に、お客様にメッセージがありましたらどうぞ。

お客様には、ぜひ、何でもお気軽にアークにご相談していただきたいと思っています。ご相談してもらえれば、アークからいろいろなご提案ができますし、お話を聞かせていただければ、そこから新しいサービスを生み出すことも可能です。

お客様のところに出向いた時によくいただくのが、「アークってそんなこともできたんだ!」というお言葉です。アークの営業としては、こうしたお言葉を聞くたびに、「すごくもったいない」という気がしてなりません。できるかできないかはともかく、「こんなことをしたいんだけど......」というニュアンスで全く構わないので、何でもぜひご相談していただきたいと思っています。

プロフィール

小川 雅史(おがわ まさふみ)
東京出身。趣味は実益も兼ねた料理。飲食店で勤めていた経験を活かし、いわゆる家庭料理なら何でも作る。在宅勤務時や週末は、1人で家族全員分の食事をほぼ提供しているという(奥様も美味しいお料理を作ることができるのは「必ず伝えてほしい」とお願いされました)。週末はお子様とゲームなどをして楽しむ良きパパ。

私の1本の映画

『紅の豚』(1992年、日本)
スタジオジブリ制作のアニメーション映画。監督、脚本ともに宮崎駿。1930年代、イタリアのアドリア海を舞台にした、飛行艇に乗って空賊相手に賞金稼ぎをする豚の物語。「豚なのにカッコいい」「こういう男になりたい」と憧れている。

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