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翻訳物の仕上がりを左右する!翻訳会社が行うレイアウト調整とは

翻訳物の仕上がりを左右する!翻訳会社が行うレイアウト調整とは
2022-05-31 16:20

翻訳の品質を決める要素として「最適な翻訳者を選ぶ」、「翻訳依頼前にひと手間かける」、「翻訳会社に品質管理手法を聞く」の3つを、別の記事でご説明しています。これらは「原文読解力」「内容理解力」「表現力」に注目して、翻訳の品質を上げることを目的にしたコツです。もちろん、翻訳品質そのものは重要で本質的ですが、翻訳物の「仕上がり」には、他にも大きな影響を与える要素があります。

今回は、仕上がりを決定する一つの要素である、「レイアウト調整」についてご説明します。

翻訳におけるレイアウト調整とは

翻訳におけるレイアウト調整とは、原文を翻訳することによって崩れてしまったレイアウトを調整する作業のことをいいます。

翻訳をすると、言語にもよりますが、文字量が2割増しになることが多いです。英語を日本語に翻訳にする場合、見出しなどは短くなることもありますが、全体としては翻訳後の日本文の方が長くなります。日本語を英訳した場合も、文章は長くなります(例えば、熟語を英訳すると長い英文になるのは想像がつきやすいでしょう)。

このように翻訳によって文字の量が増えると、見出しや、WordやPowerPointのテキストボックスから文字があふれるため、レイアウト調整が必要になります。

ほかにも、原文に目次やレファレンスがある場合、それらを翻訳後のドキュメントでも再現しなければなりません。また、ホームページ翻訳の場合には、文字コードの設定などを適切に行い、ブラウザで正しく表示されるようにする必要があります。こういったレイアウト調整を翻訳会社では「DTP作業」の中で行なっており、このレイアウト調整の品質が翻訳物の仕上がりを左右する場合があります。

DTP作業は有料のオプション

翻訳会社が言う「翻訳作業」とは普通、「原文の文字を訳文で置き換えること」を意味しています。つまり、レイアウト調整などを行うDTP作業は翻訳作業には含まれておらず、翻訳会社がDTP作業を行う場合には、有料のオプションとするのが一般的です。翻訳会社に依頼する際、見積もりにDTP作業が含まれていない場合には、お客さま自身がレイアウト調整をすることを前提にしている可能性があります。翻訳による文章の増減でレイアウトが崩れる原稿かどうか、崩れる場合には修正を翻訳会社に依頼するかどうか、といった確認が必要です。

翻訳会社に「仕上がり」のイメージを伝える

レイアウト調整が必要かどうかは、お客様が翻訳を依頼したいドキュメントの種類や使用目的、データの形式、原稿の量などによって変わってきます。

例えば、原文がテキストだけで作られた簡単な資料であれば、そのまま訳文に置き換えるだけで問題ないでしょう。しかし、Wordの作図機能が使われていたりExcelで作られた表が貼り付けられていたりすると、そのまま訳文を当てはめるだけではきちんと全文が表示されないなどの不具合が生じる可能性があります。原稿量が少ない場合は、お客様の方でレイアウト調整をすることもできますが、原稿量が多い場合や図表が多く使われている場合などは、翻訳会社にDTP作業も依頼した方が手間もかからず便利です。

レイアウト調整も施された見栄えのよい「仕上がり」が必要な場合は、DTP作業も合わせて依頼することをご検討ください。この際には、翻訳された後のドキュメントの「仕上がり」イメージ、可能であれば過去のドキュメントを翻訳会社に示すことができると、翻訳会社との認識の相違が埋まり、お客様の想定する翻訳物が出来上がりやすくなります。

また、中国語や韓国語など英語以外の言語に翻訳するとき、特に社内にチェックできる人がいない場合は、DTP作業とその後のチェックも含めて、翻訳会社に依頼することをお薦めします。図表の位置がずれ、例えば「上記の図」が下に移動してしまっていても、言語がわからなければチェックも修正もできません。

高品質な翻訳はアークコミュニケーションズにご依頼ください

アークコミュニケーションズの翻訳サービスは、44言語すべてをネイティブが翻訳。ネイティブにとって自然な文章に仕上がる高品質な翻訳を提供しています。
翻訳者はいずれも合格率5%という厳しいトライアルを合格した実力者たち。言語能力に加えて各専門分野の知識やビジネススキルも兼ね備えているので、お客様企業の事業やニーズにマッチした翻訳を行えます。

アークコミュニケーションズの翻訳実績

  • 通信系会社:「海外法人・グループ企業向け社内報」日英翻訳、英日翻訳、リライト作業、DTP作業、印刷
  • 電機メーカー関連会社:「電子製品カタログ」英露翻訳
  • 製薬会社:「株主招集ご通知」日英翻訳、DTP ※2010年より継続受注
  • 事務用品メーカー:「決算短信・決算説明会資料」日英翻訳、DTP
  • 医薬品メーカー:「監査報告書」西日翻訳
  • 化学メーカー:「従業員教育用eラーニング教材」多言語翻訳(日本語→英語・中国語(簡体字・繁体字)・ドイツ語・タイ語・マレーシア語)、DTP
  • 外資系ベンチャー企業:「国有特許出願中実施契約書」日英翻訳
  • 広告代理店:「広告契約書」中日翻訳(繁体字)
  • Web制作会社:「Webサイト」日英翻訳、日仏翻訳
  • Web制作会社:「グローバルサイト」多言語翻訳(英語→ロシア語、スペイン語、ポルトガル語、アラビア語)
  • 「大学案内」多言語翻訳(日本語→英語・中国語・韓国語・タイ語・ベトナム語)、DTP
  • 「英文サイト新規ページ、動画コンテンツ」日英翻訳、字幕翻訳、映像編集
  • 外資系化学薬品メーカー :「製品紹介動画(30分)」英語聞き起こし作業、字幕翻訳(英日)、焼付作業
  • 玩具メーカー:「コミック」日英翻訳、日中翻訳(簡体字・繁体字)、日韓翻訳
  • IT企業:「飲食店向けオーダーシステム」日英翻訳、日中翻訳(簡体字・繁体字)、日韓翻訳
  • 製薬メーカー:「GMP監査資料」日英翻訳

※一部の言語につきましては英語への翻訳を介しての作業となります。

翻訳にお困りでしたらアークコミュニケーションズにお声がけください。
経験豊富なプロジェクトマネージャーが親身になって、お客様の翻訳に関するお悩みやご要望をお聞きし、ご要望に寄り添った適切なソリューションをご提案いたします。

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株式会社アークコミュニケーションズ「翻訳会社アークのブログ」編集チーム
「翻訳会社アークのブログ」では、翻訳に関するノウハウや豆知識、世界各国の言語や文化などさまざまな記事をお届け!翻訳会社ならではの視点から、みなさまのお役に立つ情報や知っておもしろい話題をお伝えします!
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