高品質な翻訳のための品質管理法│翻訳会社ブログ

高品質な翻訳を維持するために必要な品質管理の方法

高品質な翻訳のための品質管理法

品質管理と翻訳

常に高品質な翻訳を提供するには、行き届いた品質管理が必要不可欠です。翻訳者による翻訳にスポットライトが当たりがちですが、その品質を陰で支える裏方の存在なくしては、高品質な翻訳は生まれません。

翻訳を陰で支えるチェックポイントと、具体的な品質管理の方法をまとめてみましょう。


翻訳作業にあたっての下準備をする

翻訳においては、翻訳作業に着手する前の下準備こそが、高品質な翻訳の第一歩です。特に、複数の翻訳者が各自の担当分を翻訳するような大型案件の場合には、あせらず基礎を築くことが重要です。

最初に、作業する全員が同じ認識を持って作業にあたるべく、翻訳指示書を作成します。ここで、スタイルガイドや用語集などの情報が共有されます。また、指示書で補えない部分についてはサンプル翻訳が有効です。複数の翻訳者で全体の統一感を維持するためには、全員の足並みをしっかりと揃えてスタートすることが鍵になります。また、作業が進む中で生じた疑問や用語の選択は、すぐに全員で共有できるよう、メーリングリストなどを活用していきましょう。

この下準備をしっかりとすることが、最終的には効率的かつ高品質な翻訳につながります。

翻訳後のチェック作業の重要性

翻訳が無事に終了しても、まだ大切な過程が残っています。翻訳者による作業を、チェッカーと呼ばれる校閲者が丁寧に確認をしていきます。主な確認点は次の通りです。

・正しく適切な翻訳がされているか

・数字は正しいか

・固有名詞は正しく訳されているか

・訳ヌケがないか

・原文にはない訳が入っていないか

・用語集の用語が正しく使われているか

・フォーマットは正しいか

・しかるべきフォントが使われているか

このような細かいチェックに加え、対象言語のネイティブの翻訳者と日本人の翻訳者がそれぞれ翻訳または校閲を行うことで、思わぬ誤解やミスがないかを確認していきます。例えば、ネイティブの翻訳者による翻訳を行うことで、原文が正しく理解されているかをチェックできます。


翻訳者のレベルアップをサポートする

翻訳者の質や特徴、専門分野などを把握することはとても重要です。それにより、クライアントの希望に応じた、適切な翻訳者をアサインできます。より良い翻訳のために、翻訳者の成長も求められます。翻訳者にとって、翻訳物の納品がプロジェクトの完了ではありません。翻訳者には、チェッカーやクライアント、またはプロジェクトマネジャーからのフィードバックが伝えられます。それによって、必要であれば修正を加えたり、再考をするという作業が発生します。これこそが、翻訳者のレベルアップにつながり、また、大切な品質管理の一環なのです。

高品質な翻訳を支えるために

人間である限り、どんなに有能な翻訳者であってもミスは起こります。それを前提に、校閲者による厳しいチェックのほか、時にはツールやソフトウエアの助けも借りて最善の品質管理が図られます。

「翻訳」とは、単にA言語をB言語に変えるという以上に、複雑で繊細な作業なのです。

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