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人と仕事を知る

社員インタビュー:
Webプロデューサー
佐藤 佳弘

Web & クロスメディア事業部
Webプロデューサー
佐藤 佳弘(さとう・よしひろ)

2005年より、Web & Cross Media事業部長として、スタッフを引っ張るディレクター・プロデューサー。
映像制作ディレクター、コンサルタント、雑誌編集長等を経て現職。
花粉の季節は苦手。

多言語サイトを制作したい、というお客様のご要望が非常に増えています。 とりあえず英語サイトをという時代から、ビジネス、ターゲットに応じた多言語サイトの時代に入っているようです。

そんなご要望に応えるべく、多言語サイト制作を含めるコンペで連戦連勝中のアークコミュニケーションズ。
今回は、Web & Cross Media事業部長 兼 プロデューサーとして、Webチームを引っ張る佐藤にスポットをあてます。
セミナー講師としてはプロ級の大里が、「お客様は、私より佐藤が話す方が、絶対面白がると思うのよね」というほど、相手を魅了する話し上手な佐藤。
コンペ連戦連勝の秘密は、どこにあるのでしょうか?その秘密を紐解いてみましょう。

多言語サイトも提案力が問われる時代に

多言語Webサイトの制作の依頼は多いですか?

日本語だけでなく英語・中国語簡体字/繁体字も、というご依頼は多いですね。多言語部分はできないので担当して欲しい、という同業者のご相談も増えています。
主にアークの翻訳に期待していただいているのですが、Webチームに語学力や実務実績のあるスタッフがいることが、結果的に成功の鍵だったりもします。Webと翻訳の窓口の一本化だけでなく、フロントにいる人材がWebと言語の両方に通じていることへの安心感は大きいようです。
たとえば、グローバル企業の日本法人様などの場合、英語で本国とやり取りするときにWebの専門用語が大きな負荷になるのですが、私たちが直接やり取りすることで補えることを喜んでくださる例などがあります。
また、Webサイトの海外展開はまだ模索中というお客様が圧倒的に多いので、経験に基づいた提案力が重視されます。幸い、多言語の需要が少ない時代から取り組んでいるので、その点を高く評価して頂いていると思います。

なにかお話しできる事例はありますか?

言語といっても、ターゲットユーザーが誰かによって、作り方は大きく変わります。日本の常識=世界の常識ではないので、翻訳だけではWebサイトは作れないはずなんです。でも、それが理解できていないと、日本以外では通じない多言語サイトができあがります。たとえば、アークについて「赤穂浪士ゆかりの泉岳寺にほど近い...」とやってしまうと、海外では通じないですよね。極端な例のようですが、実は非常に多いんです、こういうサイト。
そのほかでは、開発途上国向けWebサイトのコンペのご依頼をいただいたのは、おもしろい経験でした。私たちは日本語サイトと全く異なる、見た目もファイルサイズもできる限り小さなサイトを提案しました。トレンドとは異なる提案で、プアに見える危惧はありますが、開発途上国にいるユーザーの環境を考えれば、むしろそれが正解です。その裏付けをとって提案したので、お客様にもご納得いただき、高く評価して頂きました。

ビジネス理解からWebサイトの制作へ

Webチームはコンペの勝率が高いわけですが、その秘訣は何でしょうか。

お客様はビジネスのプロ、私たちはWebのプロ。それぞれの強みを生かしていい仕事をする、というと聞こえはいいですが、ややもするとそれぞれの専門分野への理解がないままの不満足なプロジェクトになってしまいます。非常にもったいないですね。
私たちの場合は、お客様と同じ言葉で話すことを重視しています。そのため、お客様のビジネスを理解し、ターゲットユーザーを把握し、その企業の強みを自分たちの言葉で表現した上で、Webサイトでどのようなコンバージョンを求めるのか...というアプローチを取ります。自分たちのビジネスへの理解を感じていただければ、お客様の本音が見えますし、少し深いコミュニケーションが可能になり、満足につながる事が多いです。
たとえば、Webに掲載する企業理念ってどんなものかとご質問を受けて、「貴社の場合は、たとえばこんな感じで」とご返信したらそのままそれが採用された、という経験があります。代表の方に自社をよく理解してくれている、と評価されたのはうれしかったですね。
で、こうしたアプローチが私たちの強みです、といいたいのですが、ひとことで理解できないところに弱みがありますね。それを端的に表す指標はないかなぁ、と思っていたときにひらめいたのが、コンペの勝率です。
実は、アーク発足初年度に、10社や12社コンペなどを含めて10回のコンペに全勝することができました。だったらこれだな、と。「コンペ勝率100%のわけ」とやれば、それだけでリアリティが生まれます。もっとも、それが多大なるプレッシャーを産むわけですが(笑)

コンペに強いわけには、佐藤の経験が生きているんでしょうか。

コミュニケーションを創造する仕事がしたくて、まずはTV業界で映像制作の仕事をしました。そのあと、ビジネス企画のコンサルティング、企業広報などの冊子編集やショッピングセンターのセールスプロモーションなどを経験して、Webの仕事に至りました。
いろいろやっているね、とよく言われるんですが、どれも5年以上やっていて、その仕事の全体像や本質に触れるところまでは経験したので、食い散らかしている訳ではないです。
その会社の長所をデフォルメして表現するとか、ユーザー視点で課題意識を持つと行った習性はこれらの仕事のおかげです。
また、昨日まで旅番組のロケに行っていて今日は半導体教育映像の構成とシナリオ作り、とか、朝一番にIT企業にEAI(エンタープライズアプリケーション統合)の取材を行った後、午後から500円のスイーツを300円で売る販促企画会議に参加し、夜にはECサイトのコンバージョン向上の施策提案を行う、といった仕事のしかたをしてきたので、時間の制約がある中で様々なビジネスのアウトラインを捉えたり、自分の意志を的確に伝えることが上達した気がします。
5年を経過して50件以上の提案を行ってきましたのでさすがにコンペの勝率100%とはいきませんが、自分がプレゼンテーションを行った案件の勝率は90%を超えていますので、これもそうした経験の賜物といえるかも知れませんね。

今後、めざすもの

今後の事業の展望はいかがですか

お客様にメリットを感じていただくサービスをご提供するのが一番です。アークは、シナジーやワンストップ、ワンソースマルチユースといったキーワードが持ち味ですので、それをベースに顧客メリットがあるサービスを開発することが重要です。日本語のソースから多言語展開とか、Webサイト制作から販促ツール制作まで、という現在のサービスもそういう考え方に基づいています。
最初にお話ししたとおり、元の情報をそのまま転用したのではまったく意味がありませんから、媒体の性格や活用方法、ターゲットユーザーに配慮しつつ、費用対効果の高い最適なご提案をすることが最も重要だと思っています。

私の1本の映画

須川栄三監督『君も出世ができる』
(1964、東宝)

「日本初で最後といわれる和製本格ミュージカル映画。
制作者の意欲と高度成長期の活気にあふれた良作です。
日本でミュージカルって作れるんだ、という素直な感動がありますが、興行的な失敗により和製ミュージカルは封印されてしまいました...」

社員の1日

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