
フランス語とは、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派に属し、ラテン語の話し言葉から変化したフランス北部の言語が母体と言われています。世界で英語の次に多くの国と地域で使用されており、フランス語を話す人は、世界で2億人以上にのぼるといわれています。また、ヨーロッパを中心に29ヶ国で公用語になっており、国際連合やヨーロッパ連合などの国際組織でも公用語のひとつに選ばれています。
フランス語の特徴は、すべての名詞が「男性名詞」と「女性名詞」に分かれているところです。英語においてアメリカ英語とイギリス英語の違いがあるように、フランス語にも地域差があります。ヨーロッパで話されるフランス語(EU系)とカナダのケベック州で話されるフランス語(CA系)・カナディアンフレンチの差は、アメリカ英語とイギリス英語のそれ以上と表現されることもあります。