
こんにちは。アークコミュニケーションズ Web&クロスメディア事業部です。
サステナビリティやESG投資への関心が高まる中、情報開示に関するアルファベットの略称が次々と登場しています。これだけは押さえておきたい最重要キーワード、日本企業への影響、そして効果的なWeb発信のコツをコンパクトにまとめました。
サステナビリティ開示の基本となる「3大基準」
ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)
世界共通のサステナビリティ開示ルール(グローバルスタンダード)を策定する機関です。
SSBJ(サステナビリティ基準委員会)
ISSBをもとに「日本版の開示ルール」を策定する国内組織です。確定基準が公表され、日本の上場企業における義務化へのカウントダウンが始まっています。
GRI(グローバル・レポーティング・イニシアチブ)
投資家だけでなく、消費者や行政など「すべてのステークホルダー」に向けて、企業が社会や環境に与えるインパクトを開示するための歴史ある国際基準です。
あわせて覚えたい!環境・プロセスに関する5つの略称
TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)
「気候変動」が企業の財務に与える影響の開示を求める枠組み。現在は役割をISSBへ引き継ぎ。
TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)
TCFDの「自然・生物多様性版」。森林や水などの「自然資本」に関するリスクを開示する、いま最も注目の枠組み。
SBTi(科学的根拠に基づく目標設定イニシアチブ)
企業の温室効果ガス削減目標が、パリ協定に照らし合わせて「科学的に正しいか」を審査・認定する国際機関。
CDP(国際環境非営利団体)
企業の環境への取り組みを調査し、A~Dなどの「成績表」として格付け・発表する組織。投資家が強く意識。
CSRD(欧州企業サステナビリティ報告指令)
EUが定めた厳格な開示「法律」。EU域内に一定以上のビジネスを持つ日本企業も対象。
【一覧表】日本企業はどれに対応すべき?
| 略称 | 大企業・グローバル企業 | 中堅・上場準備企業 | 非上場・中小企業 |
|---|---|---|---|
| SSBJ | 【必須】 2027年3月期から段階的に義務化スタート。 | 【要準備】 プライム市場への上場を見据えるなら必須。 | 【間接影響】 取引先から排出量データの提出要求が急増。 |
| GRI | 【対応推奨】 統合報告書等の世界標準として継続利用。 | 【対応推奨】 自社の姿勢を網羅的に伝えるのに有効。 | 【任意】 自社の社会貢献をアピールする参考基準に。 |
| その他 | 【対応急増中】 投資家評価(TNFD/SBTi/CDP)を高めるためセットで対応。 | 【状況に応じて】 競合との差別化や海外展開時に検討。 | 【要チェック】 大企業の「グリーン調達基準」に関わる可能性あり。 |
Web制作会社が教える!サステナビリティを「企業の強み」に変える発信のコツ
「PDFの丸投げ」を避け、HTML(Webページ)化する
100ページのレポートPDFを置くだけでは読まれません。ビジョンや活動ストーリーはスマホ対応のWebページ(HTML)としてデザインし、検索(SEO)にも引っかかるようにしましょう。
「読み手」に合わせてデザイン・動線を分ける
投資家向けには「数字や対照表が見やすい機能的なデザイン」、求職者や消費者向けには「写真やイラストを用いた共感できるデザイン」を用意し、直感的に誘導します。
自社でタイムリーに更新できる「CMS」を導入する
取り組みや数値は毎年更新されます。MovableTypeなどのCMSを導入し、お知らせや活動報告を自社で簡単にアップデートできる仕組みを整えておくことが、運用コストを抑える近道です。
サステナビリティの新基準は難解な略称ばかりですが、これらはすべて「社会から信頼される企業であり続けるための共通言語」です。「義務だからやる」のではなく、「自社の価値をステークホルダーにアピールするチャンス」と捉え、Webサイトを通じてポジティブなメッセージを発信していきましょう。
アークコミュニケーションズでは、最新のSSBJ/GRI基準に配慮しつつ、企業の魅力を最大限に伝えるサステナビリティページの構築・リニューアルをお手伝いしています。お気軽にご相談ください!
一緒に考えます。
最適なカタチ、見つけましょう。

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