翻訳品質を上げる7つのルール おわりに
「品質に力を入れれば入れるほどコストが高くなるでしょう?そこまで品質にこだわって、利益がでますか?」と聞かれることがあります。実は、私たちはそうは思っていません。品質に手間を掛ければコストも下がり、お客様も私たちも幸せになれるポイントがあると信じているのです。
なぜなら、手間を惜しむことで、お客様とトラブルが起きたり、翻訳のやり直しが発生し、かえってコストが高くなることを経験しているから。品質にかける手間とコストは下のグラフのような関係にあり、翻訳会社のコストとお客様の満足度を最適化することが出来るのです。
皆様も、翻訳会社と一緒に、翻訳の品質向上とコストの最適化を図ってください。翻訳会社とお客様はWin-Winの関係にあるはずなのですから。
そして、最後に翻訳、あるいは見積もりを翻訳会社に依頼されるときのメールの例をご紹介します。この様なメールを出されると、きっとご満足のいく翻訳ができあがるでしょう。
- ドキュメントの内容
- 対象読者
- ファイルの種類
- 翻訳ツールの有無(例えば、TRADOSを使用する/しない。使用する場合、TMの有無と解析情報)
- DTP作業の必要/不要
- 納期
- 予算
翻訳品質を上げる7つのルール
- はじめに
- ルール1 適切な翻訳者を選択するための情報を十分に伝える
- ルール2 翻訳開始前の準備に手間をさく
- ルール3 翻訳会社に品質管理のしくみについて尋ねる
- ルール4 仕上がりに影響を与える翻訳以外の品質要素を考える
- ルール5 急ぎのときほど期待している品質レベルを伝える
- ルール6 最新のIT技術の活用を考える - 機械翻訳と翻訳支援ソフト
- ルール7 何はともあれ翻訳会社にフィードバックを行う
- おわりに
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