CSR・ESG・サステナビリティと発信方法
November 27, 2024
こんにちは。
アークコミュニケーションズ Web&クロスメディア事業部です。
よく耳にする「CSR」「ESG」「サステナビリティ」。これらの違いをご存じでしょうか?
CSR
「CSR」は「企業の社会的責任」のことであり、廃棄物問題・公害問題を契機に広まりました。 企業は自社の利益のみ追求するのではなく、社会に対して責任を果たすべき、という考えが基盤にあります。
CSRに基づく活動として、企業がステークホルダーへの説明責任を果たすこと、利潤を社会に還元するための社会貢献事業などがあげられます。
ESG
ESGは「ESG経営」「ESG投資」という使われ方をします。前者は環境(Environment)や社会(Society)に配慮し、適切な企業統治(Governance)を行う経営。後者はESG経営に取り組む企業への投資を指します。
サステナビリティ
一方「サステナビリティ」は持続可能な発展を目指すという考えで、その目標である「SDGs(Sustainable Development Goals)」が2015年に国連で採択されたことを契機に注目されました。その主体は幅広く、個人から企業、国家にまで及びます。企業におけるサステナビリティの例として、事業の過程(原料調達、輸送、製造など)で環境に配慮し、CO2の排出量の減少などを目指す活動があげられます。加えて経営自体の健全化・持続可能性も企業が目指すべきサステナビリティの一つとして、包括的に考えられています。
サステナビリティの企業サイトへの展開
企業サイトではCSRが以前から掲載されてきましたが、近年はより包括的な概念であるサステナビリティとして掲載される例が増えています。また、サステナビリティをメインのメニュー項目の一つに据えることも多く、サステナビリティ専用のサイトを作成する企業も存在しています。
ちなみに、最近の海外サイトでは「Commitment to Sustainability」を略して「Commitment」という呼び方に代わりつつあり、今後注目すべき動向です。
企業がサステナビリティに取り組むメリットは以下が考えられます。
- 企業イメージの向上
- 採用活動におけるブランディング
- 従業員のエンゲージメント向上
- 事業拡大の可能性
- ESG投資による資金調達 など
その広報やPRに重要なのが、企業のサステナビリティに対する姿勢や、具体的な取り組みを伝えるサステナビリティページです。
しかし、「どのようなコンテンツを掲載すればよいのか分からない」「効果的にユーザーに取り組みを伝える方法を知りたい」といったお悩みの声をよく聞くコーナーでもあります。アークコミュニケーションズでは多数のサステナビリティページを制作を経験していますので、小さな疑問でもぜひご相談ください!