代表挨拶

2016年7月

オリンピックがやってくる!

多様性の受容と個々の自立が重要と考えるアークコミュニケーションズでは、スポーツの秘めたる力を感じています。

そこで、スポーツと企業の新しいコラボレーションのカタチを見つけるべく、実業団のスキーチームを擁したり、競技運営に積極的に関与しているところです。

7/3(日)に開かれた、リオオリンピック 日本代表選手団の結団式・壮行会には、私も(公社)日本オリエンテーリング協会理事として参加させていただきました。

結団式は、皇太子ご夫妻も出席され、厳かで力強い式典となりました。
一方、その後の壮行会はガラリと雰囲気が変わり、松岡修造さんや人気デュオの「ゆず」がステージに上がって、抽選で選ばれた1万人の一般参加者の皆さんと一緒に、楽しく華やかに選手たちへエールを送りました。

会場で送られた激励の中には厳しい言葉もありました。
特に、一部のトップ選手による不適切な行動が発覚したことを受けて、橋本聖子団長が「人間力の向上なくして競技力向上なし」としきりに強調されていたことが印象に残っています。

ところで、リオオリンピックに出場する選手のために開かれた結団式ではありましたが、来賓の皆さんはあいさつの中で必ずと言っていいほど、2020年の東京オリンピックのことに触れられていました。

そう、あとたった4年で東京にオリンピックが来るのですね。
壮行会で応援にかけつけた大勢の子供たちが、どのように成長し、どのような気持ちで4年後の東京オリンピックを迎えるのだろう、と想像すると今からワクワクします。
これだけ国をあげてオリンピックに臨むのですから、スポーツの持つ力を今まで以上に社会に還元していく必要性を感じさせられた会でもありました。

と、ついつい先の東京オリンピックのことに言及しがちですが、選手の皆さんが全身全霊を傾けるリオオリンピックはこれから。まずは私たちも、リオでの選手たちの戦いぶりに注目いたしましょう。

そもそも東京オリンピックの前には、アークコミュニケーションズスキーチームが活躍するであろう平昌オリンピックだってあるんですからね(笑)。


代表取締役 大里真理子