ターン、エア、スピード! 華麗なる雪上の舞 モーグル|翻訳会社ブログ

ピョンチャンオリンピック競技:モーグルについて

ターン、エア、スピード! 華麗なる雪上の舞 モーグル

こんにちは。アークコミュニケーションズで翻訳事業を担当している芳森です。

ピョンチャンオリンピック3日目、日本人の原大智選手が、この種目では日本人初の銅メダルをゲットした、フリースタイルと呼ばれる競技の1種目「モーグル」を今日はご紹介しようと思います。ダイナミックな演技(エア)で人気を博していますが、その前に、まずモーグルのルールをおさらいしておきましょう。

得点はエアよりターン

モーグルはコブのある斜面を滑りながら、途中の台(エア台)を利用してジャンプ演技も披露する種目です。滑り降りる技術("ターン")に加え、規定の技を組み合わせて行う"エア"、そして"スピード"の3つを合わせて順位を決めます。派手なエアが脚光を浴びる傾向にありますが、100点満点中エアの配点はわずか20点。意外なことに、もっとも重要視されるのはターンなのです(60点)。

激しい動きに耐えられるよう、選手はモーグル専用のスキー板を使用します。使用するストックもほかの種目に比べ短く、小回りが利くようになっています。また、安全上の理由から、選手は必ずヘルメットを装着します。

始まりはホットドック

モーグルというスキースポーツが始まったのはごく最近のことで、起源は1960年代のアメリカにあると考えられています。当初はあくまで一種の遊びで、「ホットドッグスキー」と呼ばれていました。コブだらけの斜面を滑り降りたスキーの跡がホットドッグにかけたケチャップやマスタードの模様を思わせるため、この名前がついたと言われています。

フリースタイルにつながる要素をほとんど含んでいたこのホットドッグスキーは、以降、徐々に競技として整備され、1979年からはワールドカップが開かれるようになりました。競技種目は「エアリアル」「モーグル」「アクロ」の3つ。なお、冬季オリンピックにモーグル競技が採用されるようになったのは、その9年後のカルガリー大会からです。

雪の隆起、あるいは権力者

ところで、モーグル(mogul)という名前の由来は何でしょうか。スカンジナビアの言語(ノルウェー語)やバイエルン・オーストリア語などと、語源には諸説ありますが、実は、詳しい起源は分かっていません。現在、フリースタイルにおけるmogulは、「雪の隆起」などを示す言葉として使用されています。

ちなみに、同じ「mogul」というスペルの単語には、「権力者、重要人物」などの意味もあります。ただし、こちらは、北欧や中央ヨーロッパの言語ではなく、モンゴル(Mongol)やムガル帝国(Mughal Empire、もしくはMogul Empire)と関係があるようです。

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