翻訳でのROIを予想するための3つのポイント│翻訳会社ブログ

翻訳のROIは、翻訳の品質と企業の業績の2つの視点から評価

翻訳でのROIを予想するための3つのポイント

翻訳とROI

コンテンツマーケティングが急成長し、モバイル、Eメール、SNSなど、さまざまなメディアが活用されています。海外に拠点がなくても、企業は海外に情報を発信し、取引につなげられるようになりました。そこで、提供する商品やサービスを海外市場で認知してもらうには、Webサイトなどの翻訳が必須になってきます。

しかし、翻訳への投資がどれだけ効果を上げるのかを予想するのは簡単ではありません。翻訳費用に対して、求める品質の翻訳が仕上がるか、最終的に企業の業績がどれだけ上がるか。この2点から、ROI(Return On Investment:投下資本利益率)を予想するために重要な3つのポイントを説明します。

投資効果を測定するコツ:注目する指標を決める

コンテンツの翻訳からはさまざまな効果を得られます。たとえば、ページ閲覧数や問い合わせ件数の増加、さらにリードや売上件数、売上の増加が考えられます。しかし、すべての指標を考えていたのではキリがありません。特に重要と思われるものを中心として、注目する指標を決めます。

これとは別に、翻訳の品質を評価する基準も決めましょう。そのためには、翻訳者を雇用する側が、翻訳の目的や想定する読者、翻訳の対象になる製品や市場の状態についての理解、文章のスタイルなど、翻訳に求めるものをはっきりさせる必要があります。

求める指標が決まったら、それがどの程度達成されたかを評価する方法を定めます。細かい評価でなくても、定期的に評価することが大切です。決めた指標について、どれくらいを成功とするかの成功基準も設定しておきます。

翻訳費用の概算:翻訳の品質保持も重要

翻訳の費用を計算するには、翻訳が必要なコンテンツの文字数を計算し、重複する部分を差し引き、単価をかけて計算できます。しかし、実際にはそんな単純にはいきません。これには、翻訳会社の質や、翻訳にかけられる時間も大きく影響するためです。

たとえば、短期間で大量の翻訳をする場合は、多くの翻訳者が関わり、品質のばらつきも大きくなりがちです。ばらつきを修正するための手間や時間が余計にかかり、費用も高くなることが多いので、翻訳期間が短い場合は費用に余裕を見る必要があります。

翻訳に一定の品質を保つには、まず、信頼できる翻訳会社を選定することが重要です。その上で、翻訳に必要な情報を十分に提供する、翻訳会社からの質問や提案に誠実に対応する、問題点や評価を定期的にフィードバックするなど、翻訳会社がスムーズに作業を進められるようにはからい、翻訳の品質を上げましょう。

成功基準を設定し、比較する

ROIは複数の視点から検討するのが重要です。「純利益÷費用(コスト)」で単純に計算できますが、これだけではいろいろな側面を見落としてしまいます。たとえば、ある期間で売上や売上件数はさほど増えていなくても、ページ閲覧数や問い合わせが確実に増えているとすれば、効果はある程度上がっていると判断できます。

このように、設定した成功基準と実際の数値とを比較し、複数の側面で投資効果を見ていく必要があります。こうすることで、売上の伸びが思わしくない場合、原因が翻訳なのか、マーケティング方法なのか、製品やサービス自身なのかを見極めやすくなる利点もあります。

まとめ

翻訳の投資効果を予想するには、企業の業績と、翻訳の品質という2つの視点を持つ必要があります。具体的な指標を設定し、成功基準と比較して複数の側面から評価していくのがポイントです。

複数の国や市場に進出する場合には、国や市場によって特徴があります。指標の動きも異なり、違った対応が求められることが多いものです。2つの視点と複数の側面から見ることで、状況に合わせたバランスのとれた対応が可能になります。

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