大学のグローバル化について調べました│翻訳会社ブログ

留学生を招致するメリットとポイント

大学のグローバル化について調べました

大学のグローバル化と留学生招致

昨年の秋に他業界から転職してきた駆け出しのユッチです。翻訳業界は初めてなので学ぶことばかりですが、先輩にいろいろと教えてもらいながら勉強しています。

最近、少子化や大学数の増加のために、大学が十分な学生数を確保するのが難しいというニュースを耳にします。私立大学では定員割れが続き、経営難や倒産に陥る大学も出てきているそうです。大手予備校が閉鎖されたという話も、少子化問題を実感させます。

各大学もあの手この手で学生の確保に力を入れているそうですが、2018年から18歳人口が再び減り始めるといわれる「2018年問題」を前に、ますます生き残りをかけた対策が必要になるといえそうです。その対策のひとつとなり得るという「留学生招致」による大学のグローバル化について調べました。

留学生獲得によるグローバル化

欧米などでは日本よりも留学する学生が多く、卒業後も国際的に仕事をする人が少なくないそうです。しかし、日本では海外留学者数、外国人留学生数ともに、諸外国と比べて少ないのが現状のようです。また、大学間での国際的な連帯・協力関係も進んでいると聞きます。日本の大学も国際的な競争力をもつ必要に迫られていることがうかがえます。

一方、国内では少子化により学生数の確保が難しくなっており、大学では定員割れや学部の縮小、経営難による閉鎖や倒産といった事態も起きつつあるというニュースを耳にします。このような状況に対して、各大学は多彩な入試方式の実施や、学生が集まりそうな学部の新設など、さまざまな対策をとっているそうですが、2018年問題を前に海外からの留学生を招致することがさらに重要になってくるようです。

また、留学生を獲得し、学生数を確保することが、大学の経営の安定化に繋がるそうです。経営が安定すれば教員や授業の充実も可能になり、大学の魅力アップも期待できるのかもしれません。さらに、優秀な留学生を獲得できれば、大学自体のレベルが上がり、国際的な競争力や評価が向上することも期待できます。将来的に親日的でグローバルな人材として活躍してくれる人材が増えていくかもしれません。

【留学生招致のために】その1:魅力ある環境づくり

留学生を確保するには、他の国ではなく日本に来てもらうための魅力ある環境やしくみを作ることも重要な鍵になるのかもしれません。日本語を学びやすい環境や、魅力のある独自の授業やコースの提供などが考えられますね。留学生の負担になりにくい単位認定制度なども大切だと思います。

たとえば、早稲田大学は留学生の受け入れ数がトップクラスの大学の1つです。留学生を多く獲得している鍵は、日本語を学ぶ環境の充実や、英語で学位が取れるコースの提供にあるようです。日本語に不安をもつ留学生は多いですが、早稲田大学では日本語を学びながら単位を取得できる日本語集中学習プログラムがあるそうです。日本語を学べるプログラムは他の大学でもありますが、単位を取得できるところが魅力的に感じます。また、英語の授業のみで学位が取れるという選択肢もあるので、英語で学びたい学生にはうれしいでしょう。他にも、日本人の学生との交流やサークル活動が盛んであったり、親身になってくれる教員陣がいて、サポート体制が整っていたりすることが選ばれるポイントになっているのかもしれません。

【留学生招致のために】その2:海外への情報発信

留学生に来てもらうためには、情報をさまざまな言語で発信し、より多くの国の学生に、大学のことを知ってもらうことも重要だと思います。たとえば、大学のWebサイトや広報物を翻訳して、授業の概要を閲覧できるようにすることも一つの方法だと思います。大学や授業の特徴、教員などの情報はもちろんのこと、学費や単位、留学生のための制度などの情報があったらうれしいですね。また、日本での生活情報や就職情報も重要だと思います。留学を考えている学生が知りたい情報がまとまっていれば、情報を探す時間が省けて便利でしょう。動画や画像などのビジュアルの活用も分かりやすくて良いですね。

たとえば、2012年に慶應義塾大学では留学生向けのプロモーションビデオを発表し、海外から大きな反響を呼んだそうです。大学のキャンパスの様子だけでなく、日本の文化や東京の暮らし、人々の営みをさまざまな視点からとらえた美しい映像に、「すばらしい!」、「東京で勉強したい」、「日本に行きたくなった」などのコメントが多数よせられているみたいです。

また、京都府では「京都留学サイト」を作って京都府内の大学への留学に関する情報をまとめて提供しています。こちらも京都の美しい風景とともに留学生の体験談、授業風景などを盛り込んで紹介することで、留学生活を視覚的に理解できるようになっています。

できるところからグローバル化を

少子化や大学数の増加を受けて、日本でも大学のグローバル化が進んできています。その一環としての留学生の招致は、学生数の確保による大学経営の安定化や活性化につながると言われています。まずは、大学に関する情報を翻訳して発信し、国際的に魅力のあるキャンパスづくりを進めることが、大学のグローバル化への第一歩になるのかもしれません。

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