実は身近な国、ブルガリアとブルガリア語について調べてみました│翻訳会社ブログ

実は身近な国、ブルガリアとブルガリア語について

実は身近な国、ブルガリアとブルガリア語について調べてみました

ブルガリア語の翻訳

グローバルな仕事に憧れて翻訳業界に飛び込んだ入社2年目のヨッシーです。入社以来、日々の発見と勉強を通して翻訳の奥深さを実感しています。

アークコミュニケーションズでは、44つの言語に対応していますが、その中の一つにブルガリア語があります。

恥ずかしながら、「ブルガリア」と聞くと、「ヨーグルト」と「琴欧洲関」しか思いつきませんでした。そこで、今回はブルガリア語について調べてみることにしました。ブルガリア観光局によれば、最近では、環境関連、自動車部品産業、観光業など、幅広い分野で日本の企業が進出することも増えてきているそうです。

日本とブルガリアの歴史と現在

日本とブルガリアは過去の戦争中や国交断絶中においても、お互いに敵対視することなく良好な関係が保たれてきたそうです。外務省のWebサイトによれば、大阪万博の際に訪日したジフコフ国家評議会議長(元首)は日本の発展に強い印象を受け、その後も要人を日本へ送りつづけ、日本に学ぼうとしたそうです。そして、あの「ブルガリアヨーグルト」もこの大阪万博をきっかけに誕生したのだとか。なんでも、明治乳業の社員がブルガリア館で試食したヨーグルトに感銘を受け、開発が始められたそうです。1973年には、ブルガリア政府から国名を商品名に使用する許可を得て、「明治ブルガリアヨーグルト」と命名されたとのことです。

また、ブルガリア観光局のWebサイトでは、日本企業がブルガリアへ進出している例を確認できました。それによると、2006年には、自動車部品の矢崎総業がブルガリアに進出しており、同年には、日本企業による最先端の医療施設を整えた総合病院も開業しています。さらに、ブルガリアは観光業にも力を入れているので、観光施設のレベルアップなどでも、日本企業の進出が有望視されているとのこと。また、外務省によると、近年世界中で見られる動きと同様、ブルガリアでも日本のポップカルチャーへの興味が高まっているそうです。

ブルガリアのお役立ち情報

ブルガリア語情報

「地球ことば村」のサイトによると、ブルガリア語は、インド・ヨーロッパ語族のスラヴ語派南スラヴ語群に属する言語で、ブルガリアの公用語とのことです。ブルガリア語の文字には、日本人にはなじみのうすいキリル文字が使用されます。私はキリル文字のドキュメントを見るとまず「ロシア語だな」と思ってしまうのですが、ブルガリア語、ウクライナ語、マケドニア語などの言語である可能性もあるのですね。タイ文字やアラビア文字などもそうですが、見た目になじみがないというだけで難解さが漂い、つい敬遠したくなってしまいますが、外国の方にとっては、日本語だって同じく難解に見えるはずです。少しだけ踏み込んで、前出の「地球ことば村」のサイトを参考に、ブルガリア語で使われる特徴的なキリル文字をいくつか挙げてみることにします。

  • Ъъ:見た目は「b」のように見えますが、「Ъъ」は、ブルガリア語で使われる母音のひとつで、аよりも少し狭い、あいまいな音になるとのこと。英語の発音表記の[ə] [ʌ]の音に近い発音になるそうですが、カタカナで表す場合は「ア」とすることが多いようです。
  • Рр:ブルガリア語では「r」にあたり、カタカナにすると「ル」になるとのこと。アルファベットの「P」に似ているだけに、かえって混乱してしまいそうです。

難解なキリル文字に加えて、冠詞が単語の後ろにつくという点も難しそうです。uchenik(生徒)がuchenik-t(その生徒)になるようです。英語で考えたらstudentがstudent-theのようになるということでしょうか。 とにかく難解さが目立つブルガリア語ですが、名詞や形容詞などに格変化がないという点では少しほっとします。外務省のブルガリア語専門家によれば、ブルガリア語は英語との切り替えがしやすい、とのことですが、正直、私にとっては調べれば調べるほど、なかなか難しそうです。

ビジネス・コミュニケーション情報

今後私が、ブルガリアの人と仕事をすることがあれば気を付けたい点を見つけました。「Travel Latteブルガリア旅行・観光ガイド」によると、肯定、否定を表現する首の振り方が異なるということなのです。ブルガリアでは、日本人と逆で「はい」のときは首を横に振り、「いいえ」のときは首を縦に振るそうです。言葉が不自由だと、体の動きをコミュニケーションツールとして利用しがちになりますので、要注意ですね。

今後より関係が深まる!?ブルガリア

最初は、ブルガリアについては、国名はなじみがあるのに、ヨーグルト以外はほとんど何も知りませんでした。興味を感じて調べてみることで、今後、日本とのつながりがさらに強まっていきそうな国であることがわかりました。いつかブルガリア語翻訳に携わるときのために、ブルガリアに関するニュースなどには目を通していこうと思います。

関連サービス

このページの先頭に戻る