夏バテにも負けないパワフルさ! ギリシアの国花・アカンサス|翻訳会社ブログ

ギリシアとギリシアの国花について

夏バテにも負けないパワフルさ! ギリシアの国花・アカンサス

こんにちは、最近夏バテ気味のナホです。暑い日が続くと知らず知らずのうちに疲れがたまりがちですが、そんな厳しい暑さをものともしないパワフルな植物がギリシアの国花・アカンサス。

    

芸術と文化の地であるギリシアの人々に愛され続けるこの花に隠されたエピソードから、ギリシアのお国事情にも迫ってみました。

芸術と生命力のシンボルだったアカンサス

ギリシアの国花・アカンサスは、ギリシア語の 「akantha(とげ)」が語源。苞(ほう・花の根元につく小さな葉っぱのこと)にとげがついていることから、このように呼ばれるようになりました。

古代ギリシア・ローマ時代にカリマコスという彫刻家がアカンサスの葉を彫刻のモチーフとして使って以来、この模様は「アカンサス模様」として定着するように。中世には教会の天井画に使われるなど、コリント様式の建築には欠かせないものとなりました。 「芸術」「技巧」が花言葉とされているのは、こういった理由からなんですね。

カリマコスが墓地で遺品を納めた際に、バスケットに美しくからみついていたというアカンサスの葉。暑さや寒さに強く、水が少ない場所や日当たりが悪い環境でも育つことから、ギリシアでは生命力のシンボルとしても愛されているようです。

エーゲ海の島々は美しい景観で人気

数々の芸術が芽生え、育ったギリシアには、美しい景観が楽しめるスポットがいっぱい。特に周辺のエーゲ海に浮かぶ島々は、旅好きの間でも1、2を争う人気ぶりです。

世界一の美しい夕日が見られることでも有名な港町イアを擁するサントリーニ島は、新婚旅行に訪れるカップルも多い地。白と青を基調とした家々が夕日に照らされる様子が、ロマンティックな雰囲気を底上げしてくれます。

また、エーゲ海の中でもトルコに近い場所に位置するヒオス島のピルギ村は、幾何学模様の装飾が美しい家々が建ち並ぶオリエンタルな地。非日常間あふれる風景に、童話の中の世界に入り込んだかのような気分になれること間違いなしです。

こんな言葉も!? ギリシア語生まれの英語たち

アカンサスは英語では「Acanthus」と書きますが、これは言うまでもなくギリシア語の 「akantha」から来ているもの。

『新約聖書』原典を記すのにも用いられたと言われているギリシア語は学術用語として欧米の諸言語に多く引用されており、英語においてもその約12%がギリシア語起源なのだとか。 mathematics(数学)やastronomy(天文学)、philosophy(哲学)などの学問をあらわす英語のほか、photography(写真)やcinema(映画)などの英語もこれに当てはまります。

今も昔も、ギリシアは優れた学問と芸術を生み出す地として諸国から一目置かれていたことがわかりますね。

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