インドで使われる言語、北部ならヒンディー語、南部ならタミル語│翻訳会社ブログ

インドで使われるヒンディー語、タミル語について

インドで使われる言語、北部ならヒンディー語、南部ならタミル語

タミル語の翻訳

他業界から転職してきた駆け出しのユッチです。翻訳業界は初めてなので学ぶことばかりですが、先輩にいろいろと教えてもらいながら勉強しています。

学生時代の友人と久しぶりに会いました。今度のお休みにインド旅行に行くそうです。ヒンディー語を勉強しているのかと思いきや答えは「No」。インドでは、各地方で使われる言語が異なり、ヒンディー語は北部を中心に話されているとのことでした。彼女が行く南部のタミル・ナードゥ州は、タミル語を話すのだそうです。どういうことなのか、ヒンディー語とタミル語の背景と違いについて調べてみました。

インドの昔と今の言葉

今回調べて驚いたことは、インドにはいろいろな民族が暮らしているということでした。それぞれの民族は、異なる文化と言語を持ち、このインドという大きな国の中で共存しているそうです。「15マイルごとに方言が変わり、25マイルごとにカレーの味が変わる。100マイルごとに言語が変わる」ということわざもあるのだとか。

ヒンディー語は、複数の民族をまとめるために、1950年に公用語になったそうです。しかし当然のことながら、それぞれの民族が言語を切り替えることは容易ではないため、15年の猶予期間が設けられ、暫定的に英語が準公用語になりました。しかしインドでは、1971年になっても依然として、話者人口が100万人以上にのぼる言語が33も残っていたとのこと。各地でそれぞれの民族は、ヒンディー語を母語とすることに反感をもっていたといえます。

その代表が、タミル語を話すタミル・ナードゥ州などのドラヴィダ文化圏。2000年間インドに暮らしてきた先住民にとって、イギリス支配のあとに台頭したヒンディー語には特に抵抗感があったとのこと。タミル語にこだわる地域もまだまだ根強く残っているのですね。

タミル語とヒンディー語は日本語に似ている!?

タミル語とヒンディー語は異なる語族に属しているようです。ヒンディー語は、英語やフランス語と同じインド・ヨーロッパ語族で、タミル語は現在のイランのあたりにいたドラヴィダ語族の言語のひとつだそうです。

タミル語の母音は日本語同様「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」を中心に12で、ヒンディー語が10だとか。名詞については、タミル語が5つに分類され、ヒンディー語は男性名詞と女性名詞の区別があるそう。語順は日本語に似て、ヒンディー語がSOV型、タミル語もそれに加え、OSV、OVS型とより柔軟なよう。修飾語も非修飾語の前に置かれ、日本語にかなり似ているといわれているそうです。もちろん学習は容易ではないかもしれませんが、日本語との共通点があると知り、親近感が湧きました!

Webサイトでも簡単な単語や表現は学習できそうなので、挨拶程度は現地の言葉で出来るようになりたいと思います!

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