お問い合わせ

Close

お問い合わせ
お問い合わせ

独特の香りにはネコよけ効果も! リトアニア国花・ヘンルーダってどんな花?

2016-10-04 10:37
独特の香りにはネコよけ効果も! リトアニア国花・ヘンルーダってどんな花?

こんにちは。お菓子を食べては後悔してしまう、ダイエット中のナホです。

そんな私の今の気分にピッタリなのが「後悔」の意味をもつリトアニアの国花・ヘンルーダ。あまり聞きなれない名前ですが、古くから料理、虫よけ、薬用などいろいろな用途に重宝されてきた植物だったんです。

ネコよけにもきく!? リトアニアの国花・ヘンルーダ

リトアニアの国花は、「ヘンルーダ」。あまり聞きなれない名前ですが、独特の強い香りを持つミカン科の植物のひとつで、おもにヨーロッパ南部一帯に生育しています。昔は衣類の防虫に使ったり、料理の風味づけにも利用されたりしました。

夏になると小さな黄色い花を咲かせますが、花びら一枚一枚をよく観察すると、フチが波打ったかわいらしい形をしています。生育すると約50~100センチの背丈にまで伸びるので、たくさん生え揃うと遠目に見ても結構な迫力。家のまわりに植えれば、ちょっとした動物よけになりそうな高さです。

そんなこともあってか、ヘンルーダの花は猫よけにきくとして、日本でも「ネコヨラズ」という別名ももっています。リトアニアはネコをテーマにした昔話があるほど、ネコの多い国。野良ネコの侵入に困った国民たちが、ヘンルーダをネコよけに使ったのかもしれませんね。

古代ローマでは「眼鏡のハーブ」と呼ばれたヘンルーダ

そんなヘンルーダが親しまれるリトアニアは、国土の98パーセントが森林と農地に覆われている自然豊かな国。その町並みは、細かく迷路のように入り組んでおり、ゴシック様式、ルネッサンス様式、バロック様式等、歴史情緒あふれる建造物が、まだ数多く残されています。1994年には、首都ヴィリニュスの旧市街がユネスコの世界文化遺産にも登録されました。

昔の人々はヘンルーダに神秘的な雰囲気を感じていたようで、この花を魔よけに使ったり、乾燥したものを精神の病の治療に使ったりしてきました。古代ローマではヘンルーダが視力アップによいとされ、「眼鏡のハーブ」という別名で呼ばれていたことも。これを信じた画家がヘンルーダを大量に食べたという逸話も残っています。

しかしヘンルーダは苦味が強烈で、お世辞にもおいしいとは言えない植物なのだそう。視力のためとは言え、その画家は相当苦労して食べたのでしょうね。

シェイクスピアの悲劇に登場して有名に

「ヘンルーダ」という呼び名はオランダ語から来たもので、英語では「ルー」(rue)あるいは「コモンルー」(common rue)とも呼ばれています。英語の「rue」には「罪を悔いる、物事を後悔する」という意味があり、これがそのままヘンルーダの花言葉にもなっています。

この花言葉はシェイクスピアの悲劇『ハムレット』に登場することでも有名。罪を悔いる、というとなんだかネガティブなイメージですが、昔の人々は悔いあらためる姿勢は神様の恵みだとして、ヘンルーダを「恵みの草」を呼んでありがたがっていたのだそうですよ。

翻訳はアークコミュニケーションズにお任せください

アークコミュニケーションズの翻訳サービスは、ネイティブ翻訳が基本。合格率5%という厳しいトライアルに合格した200名以上のネイティブの翻訳者が在籍しています。言語能力だけではなく各専門分野の知識やビジネススキルを兼ね備えているので、お客様企業の事業やニーズにマッチした高品質な翻訳を提供できます。

翻訳にお困りでしたらアークコミュニケーションズにお声がけください。些細な内容でもご相談いただければ、ご要望に寄り添った適切なソリューションをご提案いたします。

お問い合わせはこちら

関連サービス

まずはお気軽にお問い合わせ下さい

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください

お問い合わせ

翻訳料金表ダウンロードはこちら

料金表

翻訳の見積もりは無料で承っております!

見積もり依頼

お電話でもお問い合わせ頂けます
(受付時間/平日10:00~18:00)

03-5730-6133

本サイト(www.arc-c.jp)は、快適にご利用いただくためにクッキー(Cookie)を使用しております。
Cookieの使用に同意いただける場合は「同意する」ボタンを押してください。
なお本サイトのCookie使用については、「プライバシーポリシー」をご覧ください。