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「虹の国」南アフリカ共和国とアフリカーンス語について

2016-10-12 16:15
「虹の国」南アフリカ共和国とアフリカーンス語について

他業界から転職してきた駆け出しのユッチです。翻訳業界は初めてなので学ぶことばかりですが、先輩にいろいろと教えてもらいながら勉強しています。

日本を中心にした世界地図では、左の一番下のほうに見つけられる南アフリカ共和国。ラグビーがとても強く、日本に負けたことが世界のニュースになるほどでした。しかし、強いのはラグビーだけではないようです。経済的な潜在力があり、アメリカやヨーロッパの国々もずっと援助という名目で南アフリカ共和国への投資を続けてきたそうです。どんな言葉が話されているのだろうと調べてみたら、公用語が11もあるとのこと。その多様性から、「虹の国」とも呼ばれています。南アフリカ共和国と、主要言語のひとつであるアフリカーンス語について調べてみました。

南アフリカ共和国の過去と現在

現在南アフリカ共和国と呼ばれている地域は、17世紀中頃はオランダの植民地だったそうです。その後、イギリス連邦のひとつになりましたが、連邦を脱退して「南アフリカ共和国」という国名になったのは1961年のこと。その後は、「アパルトヘイト」という人種差別政策で有名になりましたが、さらにその撤廃運動でも知られ、特に中心人物だったネルソン・マンデラ氏の功績は、世界で称賛されているようです。その活躍は『マンデラの名もなき看守』(2007年)や『インビクタス:負けざる者たち』(2009年)という映画にもなっているのだとか。これは見逃せませんね! そうした歴史を踏まえ、現在ではどの国よりも人権に関しては進歩的な考え方をしていると自認しているようです。

また経済的には、古くから鉱物資源が豊富で、次世代の世界経済を担うBRICSの一員として、潜在的な経済力が高く評価されているそうです。

南アフリカ共和国とアフリカーンス語のお役立ち情報

アフリカーンス語情報

南アフリカ共和国には言語が25種類もあると言われており、1996年にアフリカーンス語を含む11の公用語が認定されたそうです。現在は英語のほうが優勢ですが、アフリカーンス語は、地名に英語と併記され、700万人が理解できるとのこと。また、ナミビア、ジンバブエ、ボツワナをはじめ、南アフリカ共和国以外でも用いられているのだとか。

言語としては、かつての植民地宗主国であったオランダ語の影響が大きいようです。語彙の95%がオランダ語派生のもので、文法もオランダ語のルールを簡略化したものだそうです。発音はドイツ語に近く、ドイツ語を勉強しておくと受け入れやすいそうです。特徴的な文法ルールの例としては、以下のようなものがあるようです。

英語での進行形にあたるものがなく現在形で表す。

英語でのbe動詞にあたるものは、過去形では人称による変化がない。

過去形は、英語での完了形に似た形。ただし語順は英語と異なる。

南アフリカ共和国のビジネス情報

ビジネス風土やマナーを調べてみると、南アフリカ共和国は人間関係を重視しているように感じました。知らない人より、知っている人との取引を優先させるのだそうです。また、年配の人が尊敬されるため、自己紹介は年長者から行うようです。話題にはスポーツが良く、南アフリカで活躍するラグビーやクリケットなどのスポーツ選手を知っておくと良いそうです。

相手がアフリカーナ(オランダ系白人)であれば、本当に仲良くできているかは、あいさつの言葉に表れるようです。「More Meneer(Morning, mister)」と言われるようなら、それほど近しい関係にはなっていないそうです。また、あいさつの際はハグをするのが一般的だとか。

また、多くの南アフリカ共和国の国民には名前が複数あり、英語名のほか、アフリカ語名、聖書からの名前、それに人種グループ特有の名前などがあるそうです。しかし、ビジネスの場においては短くした姓と名前が使われているようです。

まとめ

アフリカの南端にある南アフリカ共和国。ラグビーの試合で日本が勝利したことで、どんな国なのだろうと興味を持ちましたが、調べてみると、今まで知らなかった顔が見えてきました。多民族国家、潜在的な経済力、オランダ語に似たアフリカーンス語、そして人間関係を大切にする社会。ネルソン・マンデラ氏の活躍も映画で観てみたいと思います。

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