ヘレン・ケラー、キング牧師…社会運動家たちゆかりの街・アラバマ州|翻訳会社ブログ

アメリカの州:アラバマ州について

ヘレン・ケラー、キング牧師...社会運動家たちゆかりの街・アラバマ州

こんにちは、音楽の中でもジャズが好きなナホです。

グローバルにも人気を誇るシンガー、ライオネル・リッチーの生まれ故郷としても知られるアラバマ州は、さまざまな音楽の才能が生まれた地。その背景には、多くの人種が共存するこの州ならではの歴史があったんです。

ヘレン・ケラーも育った、社会運動がさかんな地域

アラバマ州と言えば、世界最長の憲法を持つことで有名。1901年に批准されたこの憲法はなんと31万語の英語からなり、アメリカ合衆国憲法の約40倍にもなるというから驚きですよね。

長いだけでなく内容も複雑で分かりにくいこの憲法は住民からも不評で、書き換えを求める運動が長年続けられているのだとか。

この憲法書き換えの運動以外にも、アラバマ州は古くから社会運動がさかんな街。社会福祉活動の一生をささげたヘレン・ケラーも、この地で生まれました。またキング牧師が指導者となったバス・ボイコット運動の舞台にもなり、これをきっかけに公民権運動が全米に広がっていったと言われています。

さまざまな人種の人々がともに暮らすアラバマ州は、昔から人種差別や人権問題への意識が高い地域でした。公民権運動をはじめとするさまざまな社会運動は、州に住む人々みんなが幸せに暮らしていくための道を模索するためのものだったのかも知れません。

人権問題への意識が生んだ音楽の才能たち

こうした公民権運動は、やがてゴスペル音楽など独自の文化を生み出しました。音楽が住民たちの生活に根付くにつれ、さまざまなジャンルの音楽の才能があらわれはじめます。

ジャズの『Stars Fell On Alabama(アラバマに星落ちて)』を歌っているライオネル・リッチーはその1人。アラバマ州タスキーギで生まれた彼はジャクソン5のオープニングアクトを務めたことで世に名を知らしめ、今まで売り上げたアルバムは全世界で1億枚以上にものぼるなど、グローバルにも活躍を続けています。

ほかには、往年のジャズピアニストのナット・キング・コールもこの地の出身。モンゴメリーで生まれた彼は、ビッグバンドが中心だった当時にピアノ、ギター、ベースの3楽器編成による楽団を結成し、その名前を音楽史上に残しました。

「アラバマ」の由来は川の名前だった!?

アラバマ州は水資源が豊かな地域としても知られており、州内ではミシシッピ川やテネシー川、モービル川、アラバマ川などの川が水路になっています。州の名前「アラバマ」は、このアラバマ川から付けられたという説もあります。この川の名前は、この地域に住むネイティブ・アメリカンのアラバマ族の由来にもなりました。

川の近くにはシダ植物をはじめとするさまざまな植物が生えており、鳥や魚などの動物も多い環境。なかにはアラバマ州でしか見られない希少な動物もおり、州外から観察に訪れる人も多いのだそうです。

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