ニーズが高まる中国語翻訳・通訳 その難しさと今後の展望│翻訳会社ブログ

中国語翻訳通訳に関して、その難しさとともに今後の展望について紹介していきます。

ニーズが高まる中国語翻訳・通訳 その難しさと今後の展望

中国語と翻訳

急速な経済発展を続ける中国。中国語通訳・翻訳者は、中国と日本を繋ぐ架け橋として多くの期待を集めています。一説によれば中国で日本語を学んでいる人の数は5万人を越えるともされ、現在、二国間の今後の翻訳通訳事情に注目が集まっています。今回は中国語翻訳・通訳に関して二つの言語の違いを中心に、そのポイントと今後の展望について解説していきます。

同じ漢字で大違い 中国語と日本語の違い

「手紙」という文字を見て、真っ先に思い浮かべるものは何でしょうか? 中国出身の方なら「トイレ」を思い浮かべる方が多いかもしれません。なぜなら「手紙」とは中国語でトイレットペーパーを意味するからです。同じ漢字でも、日本と中国では指し示すものが異なる場合があります。「手紙」はその代表的な例ですが、他にも中国語でスタッフや職員を意味する「工作人員」という言葉を見て、「工作員=スパイ」と勘違いする日本人の姿などがジョークの一つとして知られています。

しかし、こうした間違いがプロの翻訳の現場で起これば、笑い話では済みません。かつて東北観光博のホームページが多数の誤訳によって閉鎖に追い込まれたように、ビジネスにおいて誤訳は致命傷になる可能性が高いのです。

特に中国語から日本語への翻訳の現場においては、「漢字」という同じ文字を使用している点から間違いが多くなってしまうことがあります。

アークコミュニケーションズでは、お客様のご利用目的や地域に合わせた翻訳を提供しています。簡体字・繁体字いずれにも翻訳できるのは、中国語の翻訳者・ビジネスパートナーが豊富なアークコミュニケーションズの強みです。

意外と知られていない日本語のポイント

中国語通訳の現場においても、こうした難しさはよく見受けられます。

上海出身の中国語通訳者である戴一寧さんによれば、中国人が日本語を勉強する場合に苦労する点として、発音とイントネーションの2点を挙げています。例えば「ふ」の発音は、中国語では英語のFの「ふ」に近いので歯と下唇が付くのですが、日本語の「ふ」の場合は歯をつけずに発音します。さらに日本語のイントネーションについても、一般の辞書にはイントネーションが載っていないため、ニュースをシャドーイング(聞いた言葉をくりかえす)をしたり、NHKのイントネーション辞書を参考にして学んだりしています。

また、中国語には英語のように直接的な表現が多いため、「です」「ます」というはっきりとした表現がよく見られますが、日本語ではオブラートに包んだ表現「~であると思われる」などが好まれます。このように言葉の表現方法も異なることから、その背景にある文化的な違いを理解することも非常に重要になってきます。

中国語翻訳・通訳は「文化の受容」が鍵

二言語間のギャップを埋めるために尽力してきた中国語翻訳の専門家である林国本氏は、中国における日本の「文化の受容」が、今後の鍵になると語っています。さらに、今後は両国の時代のトレンドにあった文化を理解し、通訳する必要性も高まっていくことが予想されます。

アークコミュニケーションズでは、同時通訳を始め、逐次通訳、ウィスパリング通訳など、お客様に言語や文化の違いを心配せずにビジネスに専念していただけるようにサポートいたします。

まとめ

同じ漢字を使っていて距離も近い日本と中国。しかし、この二つの国を隔てる壁は私たちが想像する以上に厚いのかもしれません。今回はこの壁を打ち破り二つの国を結ぶために力を尽くしている中国語翻訳・通訳者たちの苦労と今後の展望について紹介しました。彼らが果たす役割は、高まるニーズとともにさらに重要性を増していくでしょう。

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