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SEOの基本:効果的なSEO対策のタイムライン - Part 2

テクニカルマニュアルと翻訳

先日に投稿した『Part 1』に続き、SEO専門家スペンサー・ステファン(『The Art of SEO』や『The Science of SEO』の著作者)が言う、注意点と現実的なSEO対策タイムラインを紹介いたします。

SEO会社を選択する場合の注意点

スペンサー氏によるSEO会社を決めるための7つの注意点もまとめてみました。

「6ヶ月以内に1位まで持っていく」という発言をする会社は疑った方がいい

SEO対策は時間かかるので、結果が出るまで半年以上かかる可能性の方が高いようです。難易度によってはもっと時間かかる場合もあります。基本的に、順位が高いほど難しくなります(例:5位から1位にもって行くより、500位から50位に上げる方が簡単らしいです)。

分析前後に時間を見積もってもらう

分析前に甘く見積もりがちですので、分析後にもう一度、順位が上がるまでの時間を見積もってもらうのを勧めます。

順位だけではなく、ビジネスゴールを大事にするSEO会社がお勧め

順位は大事ですが、それより重要業績評価指標(オーガニックのトラフィック、コンバージョン、売り上げ、等々)を気にする必要もあります。

1つずつに達成できる目標を設定してもらう

数年間かかる目標、または無理な目標を設定してもあまり意味がないので、長期的な目標を忘れず1つずつ達成できる小さな目的を徐々に設定した方が効果的です。

拙速な結果を求めず、長期的に結果を残す対策を求める

早く結果が出ても長期的に続けることが不可能であれば、無効な対策だと思われます。そのため、長期的にキープできる結果を求めた方が効率的に良さそうです。

SEO対策の分割したスケジュールを立ててもらう

例えば、4つのフェーズに分割してもらい、最初の1ヶ月は監査を行い、次の1・2ヶ月は技術的な変更を実施し、2ヶ月でコンテンツを改善し、3・4ヶ月で被リンクをまとめる、とか。

SEO対策の状況レポートを求める

定期的にSEO対策の状況レポートを送ってもらい、確認するのを勧めます。レポートの内容により、調整をしたりします。

個人的な気付き

最後、SEO対策と勉強をしながら重要なことに気が付いたので、二つほど紹介したいと思います。

競合サイトを決めなければならない

まずは、自分のポジションと上達の余地を計るため、幾つかの競合サイトを決めることが大事で、そのサイトとどう違うかを調べると見習えることが多いと思います。

SEO対策の範囲を決めなければならない

どの範囲で対策を打ちたいかにより、対策方法が大変異なるため、考える必要があります。

SEOはある意味でラジオに似ていると思います。
例えば、マンチェスターでロンドンの住民をターゲットにした広告を出しても、あまりぴんときません。何故かと言うと、日常生活、物価やロケーションなども違うからです。イギリスでは社会階級の問題のため、昔からマンチェスター(または北英)とロンドンのライバル意識が非常に強く、鉱業社会vs.工業社会、北部の主に労働者階級vs.中南部の中産階級、マンチェスター・ユナイテッドFC対チェルシーFCなどの対抗意識が伝統的にあります。それぞれに合う広告を出した方が効果的です。

それと同じく、SEO対策でビジネスによって対策の範囲を調整しないといけません。美容院ならローカルに集中して充分ですが、クレーンを作る会社では国内または国際的な顧客を狙う必要があります。ターゲットを絞ることで、SEO対策方法がより効果的になるはずです。
(海外を目指す場合、言語や地域など気をつける点が多いので、今後の記事のテーマにしたいと思います。)

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