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スキースロープスタイルとは

スキースロープスタイルの説明

スキーで観客を魅了する競技

スキースロープスタイル

スキースロープスタイルは、タイムではなくスコアで順位を競う、採点競技です。スキーで滑りながら、コース上に設置されたジャンプ台や、 ジブアイテムと呼ばれる障害物を使って、アクロバティックな技を行い、演技の順位を競います。
選手は、後ろ向きで滑ったり飛んだりできるスキー(ツインチップスキー)を使用するため、動きの自由度が高く、バラエティに富んだ技が繰り出されるのが見どころです。 2014年のソチオリンピックから正式種目として採用されました。

コース

スキースロープスタイルのコース

大会会場によってコースが異なるため、選手は、会場に到着してから本番までの限られた時間で、演技の構成を組み立てます。 世界トップレベルの大会においては1つのジャンプ台の大きさは、25mプールを縦に飛び越えるほどのサイズにもなり、その大きさのジャンプ台を3~4つ連続で飛んで演技をします。

演技の途中で着地が乱れてしまうと、失速するため、次のジャンプも失敗しやすくなります。またジャンプ台に進入するスピードが速すぎても着地ゾーンを越えてしまい、 安全に着地することができません。技の難易度だけではなく、風向きや風速、雪質を考慮してスピードをコントロールする力も、大きなカギとなります。

競技ルール

スキースロープスタイルの演技

選手(競技者)は、一人ずつ順番にスタートして、予選2本の演技を行います。予選の上位数名が決勝に進出し、決勝においても2本、または3本の演技を行います。 ベストラン方式が基本であり、2本または3本中、高い方のスコアを採用して順位を決定します。

採点方法

各セクション(コース上のジブやジャンプ台が設置されている個所)を、2名以上の審判員がそれぞれ採点を行うとともに、全てのセクションを総合的に評価する役割の審判員が採点を行います。 それぞれの審判員が提示したスコアを定められたパーセンテージで計算し、100点満点のスコアが発表されます。

採点は、Execution(演技の完成度)・Difficulty(難易度)・Amplitude(高さ)・Variety(多様性)・Progression(発展性)の5つの要素からなる、全体の印象を元にする、 オーバーオールインプレッションという方式がとられていて、出場選手間の相対的な評価でスコアが付けられます。

用具
  • スキー(ツインチップスキー)

使用するスキーの長さは一般的なスキーと大差ありません。
大きく異なる点は、後ろ向きでも滑れるようにスキーの両端が反りあがっている点です。これにより後ろ向きで滑走することが可能になります。

技(トリック)名

技名は下記5つの要素から成り立っており、それぞれが技の動きを表しています。

  1. 進行方向
  2. 回転方向
  3. 回転軸
  4. 回転数
  5. グラブ名※

※空中でスキー板を掴む動きで、板を掴む場所によって名前が変わる。

スイッチ ライトサイド コーク720 セーフティグラブ
  1. スイッチ/後ろ向き滑り
  2. ライトサイド/右回転
  3. コーク/回転軸の名前。
  4. 720(セブントゥエンティ)/720度(2回転)
  5. セーフティグラブ/板の横を掴むこと
動画

競技説明と観戦のみどころを、動画で解説しています。


スキースロープスタイルの見どころが1分半でわかる動画

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