ローカライズするなら、英語、中国語の次はスペイン語!?│翻訳会社ブログ

ビジネス戦略で重要なスペイン語

ローカライズするなら、英語、中国語の次はスペイン語!?

外国語とプレゼン

製品やサービスを展開するターゲットやエリアは慎重に選ぶ必要があります。北米やヨーロッパはもちろん、近年成長の著しい中国やアジア諸国なども、有力な候補に挙がるでしょう。

では、スペイン語圏である中南米はどうでしょうか。中南米と聞いても、サッカーやフラメンコ、タンゴを思い出す程度で、日本人にはあまり馴染みがない地域かもしれません。しかし、中南米という地域とスペイン語は、ビジネス戦略において重要度が高まりそうです。

意外に広く使用されているスペイン語

スペイン語はスペインのほか、ブラジルをのぞく中南米の国々で使われています。ブラジルではポルトガル語が使われていますが、スペイン語と共通の部分が多くスペイン語も通じます。つまり、中南米はスペイン語でほぼカバーできるというわけです。ただし、同じスペイン語でも、スペインと中南米、また、中南米の中でも地域によって違いがあり、ローカライズが難しいところもあるという点を念頭に置いておく必要はあるでしょう。

スペイン語を母国語とする人口は中国語、英語に次いで3番目です。スペイン語を使用している人口も中国語や英語、ヒンディー語に次いで多く、国連の公用語としても使用されています。また、英語の次に学習する人が多く、アメリカのヒスパニック(中南米)系人口の増加にともない、使用する人口が現在も増え続けている点も重要なポイントです。

さらに、インターネットでのスペイン語の割合は、英語、中国語に次いで3番目に多い言語となっています。インターネットで使用頻度が高いということは、すなわち、自社のウェブサイトをスペイン語でローカライズすれば、多くの人に見てもらえる可能性が高いと言えます。

潜在的な成長が見込める中南米エリア

中南米諸国は経済成長がめざましく、今後の成長も見込まれています。特に、ブラジルは高度成長を続けるBRICs4カ国の1つであり、人口の多さや広大な国土、豊かな資源を持つ大きな市場です。日系の移民の歴史もあり、日本とも関係の深い国であることも魅力でしょう。

中南米諸国の他の国々は、以前はテロやインフレなどで不安定な状態でしたが、治安対策や経済政策によって徐々に落ち着きつつあり、今後の成長が期待できます。資源と労働人口も豊富なことから、産業の発展が見込めます。

北米市場に切り込む手段にも

一方、北米ではヒスパニック系の人口が増加し続けています。特に、アメリカでもっとも人口の多いカリフォルニア州では、ヒスパニック系の人口が白人と同程度になるとの予想もされているほどで、ヒスパニック系の人々がアメリカ市場の大きな部分を占めるようになっています。

つまり、スペイン語でローカライズすれば、中南米だけでなく、ヒスパニック系を中心に北米市場へ参入する糸口にもなるでしょう。

その最たる例が『LINE』です。チャット/無料通話アプリの『LINE』は、2012年からスペイン語版を提供開始。人気のサッカー選手の似顔絵をスタンプに使用し、テレビCMを行うことで、スペインを中心としたヨーロッパで1800万以上のユーザーを獲得。さらにスペインの大手通信会社と提携し、中南米で発売するスマートフォンに『LINE』を標準搭載するまでに至りました。まず、中南米のユーザーを獲得し、それを足がかりにアメリカのヒスパニック系をも取り込む機会をうかがっているようです。

まとめ

多くの国で話され、インターネットでも広く使われているスペイン語の重要性は高く、中南米全体をカバーし、北米市場への足がかりとなる点は見逃せません。

日本人にとってはやや馴染みがうすいかもしれませんが、スペイン語やスペイン語圏への進出は、戦略的に大きな意味を持ちます。英語圏、中国語圏と並ぶ有力な1つの候補として考えてみる価値が大いにあると言えるでしょう。

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