独自の文化、独自の言語:タイ語の特徴│翻訳会社ブログ

難解な声調、タイ文字や文法などタイ語の基本的な特徴

独自の文化、独自の言語:タイ語の特徴

タイ語

タイ王国(通称タイ)は、東南アジアで唯一植民地支配を受けず、独自の長い王朝の歴史を持つ国です。東西交易の拠点として、インドシナ半島の中央に位置し、インドや中国からの影響を受けながらも、タイ独自の文化や言語を保持してきました。日本に対してはとても友好的で、ビジネスを目的として日本からタイへ渡航する人も年々増えています。タイにおける英語の普及率はあまり高くなく、ビジネス展開にはタイ語の習得や翻訳は不可欠です。一般的に難解といわれることの多いタイ語の特徴を紹介します。

難解な声調

タイ語の難解な声調は、中国語の影響を強く受けているといわれています。タイ語には特徴ある5つの声調がありますが、これをいかに正しく発声することができるかがタイ語習得の大きな鍵となります。発声するためには、違いを聞き分ける必要があります。まずは、その違いを知識として知っておきましょう。

1. 平声:普通の声の高さで抑揚をつけずに平らに発声します

2. 低声:低い声で抑揚をつけずに平らに発声します

3. 下声:高い調子から一気に下降させて発声します

4. 高声:高い調子を最後まで保って発声します

5. 上声:低い調子から上昇させ、高い調子で終わります

この声調を間違えると、意味が全く変わってしまうことがあります。語学の習得に間違いはつきものですので、失敗を恐れずにタイ人を相手に実際に発声してみることが、タイ語上達への近道です。

難解なタイ文字・シンプルな文法

タイ語の難解さを象徴するひとつが、タイ文字です。タイ人でさえ、学校でタイ文字をマスターするのに相当な時間を要するそうです。外国語としてタイ語を学習する場合、最大の難関がタイ文字の習得であることは間違いありません。まずは自分の名前から始めて、タイ文字に取り組んでみるのもよいでしょう。

やや難解さが目立つタイ語ですが、シンプルで覚えやすい点もあります。例えば、文章を構成する基本的な語順は、英語と同じで"主語+動詞+目的語"です。英語の「I, my, me, mine」のような代名詞の変化がなく、動詞も過去形や未来形などの活用がないため、単語を並べただけでも比較的伝わりやすいのは嬉しいところです。

タイ語ならではの丁寧な言い方

日本語と同じように、タイ語にも「~です」、「~ます」のような丁寧な言い方が存在します。異文化圏での国際的なコミュニケーションにおいて、丁寧な言葉遣いは相手に好印象を与えるきっかけになるかもしれません。 ただしタイ語では、男性と女性で丁寧な言い方が異なりますので注意しましょう。日本語で「~ですわね」が女性言葉であるのと同じような感覚です。基本的には、女性は「カー」、男性は「クラッ(プ)」を文末につけて話すと、ぶっきらぼうではない丁寧な言い方になります。

日本語の「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」にあたるタイ語、「サワッディー」を丁寧な言い方にすると次のようになります。

女性の場合→サワッディーカー

男性の場合→サワッディークラッ(プ)

タイでのビジネス展開にはタイ語は必須

海外でビジネスを展開する場合、契約書やほかの重要書類は正確な翻訳が求められます。しかし、人と人とのバーバル(言語)コミュニケーションに際しては、積極的に現地の言葉を取り入れていきたいものです。タイ語での簡単な挨拶やタイ文字で書いた名前が、相手を尊重する気持ちを表すことにつながります。海外でのビジネスにおいては、言語は単なるコミュニケーションツール以上の役割を果たすものとして、上手に活用していきましょう。

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