
タイ(タイ王国)は、古くから東西交易の拠点としてインドや中国からの影響を受けてきました。しかし、東南アジアで唯一植民地支配を受けなかったため、独自の文化や言語を保持しています。
タイ国内には多くの日本企業が進出しており、各地に日系企業の工場が建設されているほか、親日家が多く日本製品も人気があります。また、2013年に訪日旅行者に対するビザが免除されたことでタイからの観光客が急増し、主に観光分野などでタイ語への翻訳依頼件数が増加しています。
タイ語の印刷物や資料を作成する際に直面する問題として、「声調記号浮き」と「改行位置のずれ」の2つがあります。
タイ語の文字は母音、子音、声調記号という3つの要素からなり、レイアウトの際に声調記号の位置が正しく配置されず文字バランスが崩れてしまったり、不自然な改行ミスが発生してしまうことがあります。ネイティブ翻訳者が確認するなど、品質チェック体制があると安心です。