ゲーム翻訳&ローカライズを調べてみた│翻訳会社ブログ

ゲーム翻訳・ローカライズの特徴

ゲーム翻訳&ローカライズを調べてみた

ゲーム翻訳、ローカライズ

グローバルな仕事に憧れて翻訳業界に飛び込んだ入社2年目のヨッシーです。入社以来、日々の発見と勉強を通して翻訳の奥深さを実感しています。同じ翻訳とはいっても、分野によって気をつけるポイントが全く違うのだそうです。多数の分野をこれから扱っていくために、分野ごとの翻訳の特徴について調べていくことにしました。

多数ある翻訳分野のひとつに「エンターテインメントコンテンツ」があります。マンガやコミック、アニメ、ゲームなど、世界から注目を浴びている日本のコンテンツ。市場拡大のために海外展開を目指す企業もまだまだ増えていると聞きます。そこで、ゲーム翻訳とローカライズを探ってみることにしました。

世界をターゲットにゲーム翻訳

2014年、国内ゲーム業界では久しぶりにヒット作が出て、世界に広がる日本のサブカルチャーとして、アニメやマンガ、コミックとともに、ゲームも世界的な人気を集めているそうです。私が調べたところ1983年の家庭用ゲーム機の発売以来、国内ゲーム市場は1997年のピークに向けて成長を続け、その後は2013年まで長期低落傾向に陥っていたようです。2014年は久々のぶり返しをみせたものの、国内のゲーム市場は飽和状態にあるそうです。市場拡大のために海外展開を拡大、検討するゲーム会社も多いのかもしれません。

欧米やアジアをターゲットに、英語はもちろん、フランス語、ドイツ語、ブラジルポルトガル語、中国語など、ひとつのゲームを複数言語へ同時にローカライズするケースも増えているようです。また、ゲームの開発段階から将来的な翻訳&ローカライズを踏まえて進められることもあるそうで、ゲーム開発のターゲットが世界へと拡大しているのがうかがえます。

ゲーム翻訳の完成度を高めるローカライズ

通常の翻訳会社では対応できないこともあるゲームのローカライズ。特殊だといわれることが多いのはどうしてでしょうか。

国によって異なる文化や風習、嗜好を意識して、その国に合ったゲームに作り直すのがローカライズです。翻訳されたセリフを、元の面白みを生かしつつ、外国のユーザーにも違和感を与えることないように調整します。「インゲームテキスト」と総称されるゲーム内のテキストは、登場キャラクターのセリフはもちろん、プレイするうえでの指示や情報なども含み、その作業はこれらすべてに及ぶということです。

ゲーム翻訳には、文芸翻訳、映像翻訳など、さまざまな分野の翻訳要素が含まれているそうです。原文言語での深い理解力と翻訳言語での表現力はもちろん、外国の文化やトレンドに対する広く深い知識やセンスが求められる点が、ゲーム翻訳が特殊といわれる理由なんだと思いました。

ゲーム翻訳&ローカライズの鍵とは

ゲームの海外ローンチを成功させるには、翻訳&ローカライズが大きな鍵となりそうです。ゲームに関する知識はもちろん、ゲーム翻訳の注意点やワードチョイスのセンスなど、翻訳を行う際に考慮すべき点は多岐にわたります。多面的なコンテンツに対応できるだけの十分なリソースを持っていなければ、ゲーム翻訳への対応は難しいでしょう。ゲームに応じて最適な翻訳者やローカライズの対応者を選定することも大切そうです。ネイティブ翻訳者とゲームに詳しい日本人ディレクターなどの組み合わせが必要になってくることもあるそうです。

案件によっては、翻訳とローカライズを一貫したプロジェクトとして請け負うところもあるそうです。その場合、ワンストップで時間と手間を省略できるというメリットがあります。

日本人ユーザーを対象に作られたゲームを海外でもヒットさせるためには、翻訳&ローカライズが重要な鍵となりそうです。

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