気になる周囲の英語力!みんなどれほど使っているの?
June 1, 2016

近年海外からの観光客数が増え、またアメリカの旅行専門雑誌が2014年に発表した「世界観光地ランキング」で京都が堂々1位にランクインしたことからも推測できるように日本に訪れる外国人の数は確実に増加傾向にあります。それに伴い国内で英語を使用する機会も増え、また2020年に東京オリンピック開催が決定したこともあり、国内での「英語需要」は高まっています。
そこで今回は、実際に日常生活を送っていて英語を使う機会がどれほどあるのか、アンケート調査をしてみました。
【質問】
現在、英語を使う機会がありますか?また今も勉強していますか?
【回答数】
いいえ:59
はい:41
英語なんて必要ない!?話せなくても大丈夫
回答から、約6割の方が普段英語を使用していないということがわかりました。
- 中学生くらいの英語はできますから、それで満足しているためです。(40代/女性/会社員)
- 主婦なので仕事で使うこともないし、旅行ではアプリを使えばだいたい通じるから。(20代/女性/専業主婦)
- 英語を使う機会は一切ありません。勉強はしたいと思って語学番組を見たりしてます。(30代/女性/契約社員)
- 大学を出たあともしばらくは勉強を続けていたし、資格を受けたりもしましたが、最近ではめっきりやらなくなりました。(30代/男性/会社員)
回答の中では「必要ないから勉強もしない」という声が目立ちました。仕事や海外旅行で使わないのであれば、外国人の友人でもいなければなかなか話すチャンスは訪れないものですよね。最近では小学校で英語教育が導入されたり、中学・高校でネイティブスピーカーによる会話の授業があったりと英語教育が進化しているので、今後はますます日本人に英語力が定着していくのではないでしょうか。
仕事のために仕方なく...勉強中!
残りの約4割の方々は、何かしら英語に触れる機会があるようです。
- 業務上、英語の文章を読み、英語の文章を書いて、外国人と英語でやり取りをしているので。(30代/男性/その他専門職)
- 会社で外国語の人と接する機会が少なくないために勉強しています(30代/男性/会社員)
- 国際交流員さんが町に滞在しておられ週に1回英会話教室があるので参加しています。(50代/女性/自由業・フリーランス)
- 大学に留学生が増え、英語で話しかけられる機会が多くなりました。英語はTOEICの勉強をしています。もう少し、英会話を身に付けて、留学生たちと仲良くなれるようにしたいです。(20代/女性/学生)
圧倒的に多かったのは仕事や学校で必要になった意見でした。日本国内に住んでいるにも関わらず、英語を勉強する必要性を感じる場面が増えてきているということが、日本国内の企業や大学が、グローバルになってきている状況を現しているのではないでしょうか。また少数派ですが自らの世界を広げたい、という理由で積極的に習得を目指している人もいるようです。
英語によって広がる自分の「世界」...
今回の調査では半分以上の方が英語に触れる機会がないことがわかりました。インターネットやSNSの発達により容易に海外に関するニュースや情報に触れることができるようになり、世界が身近に感じられています。
これから確実に英語需要は更に伸びていくでしょうし、英語が使えることによって、自分の世界も広がっていくのではないのでしょうか。
- 調査地域: 全国
- 調査対象: 年齢不問・男女
- 調査期間: 2015年07月01日~2015年07月15日
- 有効回答数: 100サンプル