共通点の多いイランと日本。イランの言葉、ペルシャ語について調べてみました│翻訳会社ブログ

イランの言葉「ペルシャ語」

共通点の多いイランと日本。イランの言葉、ペルシャ語について調べてみました

ペルシャ語

グローバルな仕事に憧れて翻訳業界に飛び込んだヨッシーです。入社以来、日々の発見と勉強を通して翻訳の奥深さを実感しています。

この前、テレビをつけたらサッカーの日本対イラン戦の映像が流れていました。私はサッカーが大好きなので、選手たちのプレーに注目していたのですが、ふと、「イランの言葉は何語だったかな?」と疑問が浮かんできました。調べてみるとイランの言葉はペルシャ語なんですね。イランは中東の国なのでアラビア語だとばかり思っていました。興味が湧いて、イランとペルシャ語について調べてみると、意外にも日本や日本語との共通点が見つかったのです!

近年のイランとペルシャ語の歴史

外務省のWebサイトによると、イランでは1979年のイラン・イスラム革命後、イスラム教の教義に基づいた男女隔離政策を徹底したうえで、女子教育に力が注がれるようになったそうです。その結果、現代では女性の高学歴化が進み、教育や医療など、さまざまな分野でイランの女性が活躍するようになっているようです。

また、「日経ビジネスONLINE」によれば、ペルシャ語で使う文字とアラビア語で使う文字は、どちらも「アラム文字」が基になっているとのことです。アラビア語もペルシャ語もわからない私にとっては、どちらも同じ文字に見えてしまいますが、全く同じ文字ということではないようです。その関係は、どちらも漢字を使って書かれる日本語と中国語の違いに似ているとのこと。ペルシャ語は世界に広まり、現在でもペルシャ語に由来する言葉が数多くあるようです。例えば、英語のレモン(lemon)とライム(lime)は、ペルシャ語のリームー(limu)が語源で、そのほかにもパラダイス(paradise)、シャーベット(sherbet)、キャラバン(caravan)などがペルシャ語由来とのことです。

イランとペルシャ語、お役立ち情報

ペルシャ語情報

「日経ビジネスONLINE」によると、ペルシャ語は文法がとても難しく、イラン人の子供でさえ、ペルシャ語の全ての文字を習うだけで、小学校の入学から卒業までかかるということです。ところが、その難解極まりないペルシャ語に、なんと日本語との共通点があるようです。例えば、ペルシャ語の語順は日本語の語順に似ていて、動詞が文の後ろに来るそうです。ただし、助詞が名詞の前に付くとのことで、「私は打合せに行きます」がペルシャ語だと「私は に 打合せ 行きます」となります。確かにこれならなんとか順応できそうです。

しかし、問題は動詞にあるようで、なんと動詞の変化形は6種類もあるのです! 動詞の変化には不慣れな日本人にとっては、これはかなりハードルが高そう。一方で、興味深いのは、ペルシャ語にも日本語と同じく尊敬語と謙譲語があるということです。難しそうなことには間違いありませんが、なんだかペルシャ語に親しみを覚えます。

イランのビジネス情報

外務省のWebサイトによると、ペルシャ語には日本語の「お疲れさまです」「お手を煩わせます」にあたる表現があるとか。「おもてなしの心」や「義理人情」「恩義」を大切にするところも日本人と共通している、とのことなので、上手にコミュニケーションがとれれば、お互いに良いパートナーになれるかもしれませんね。過去には日本のドラマ「おしん」がイランでも大ブームになったそうです。日本人の心とイラン人の心は通じるものがあるのかもしれません!

日本の伝統文化のひとつに書道が挙げられるかと思いますが、イランにも「葦ペン」を使った書道があり、イスラム芸術のひとつだそうです。文字の美しさを大切にする点でも日本と似ているのですね。「Global Biz」のイランのビジネスマナーのページには、イランへのお土産には、ペンや芸術品、装飾品が無難、と書かれています。簡単な日本の書道セットは、イランへの面白いお土産になるのではないでしょうか。

今のイラン、そして将来のイランに注目

イラン人と日本人、ペルシャ語と日本語の共通点を見つけることができたのは大きな収穫でした。将来イランが、どのような国に変貌を遂げるのか、また、日本とイランがどのような関係を築いていくのか、注目していきたいと思います。

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