氷上の格闘技、アイスホッケー|翻訳会社ブログ

ピョンチャンオリンピック競技:アイスホッケーについて

氷上の格闘技、アイスホッケー

    

こんにちは。アークコミュニケーションズで翻訳事業を担当している芳森です。

今回は、冬季オリンピックでは珍しいチーム対戦型の球技で、「氷上の格闘技」とも呼ばれるアイスホッケーについて紹介したいと思います。

時には乱闘騒ぎにも

アイスホッケーは1チーム6人で行われる競技であり、選手たちは「パック」と呼ばれるゴム製の円柱状のディスクをホッケースティックでコントロールして相手ゴールを目指します。一般的な球技と同じように、相手より多くのゴールを挙げたチームが勝利します。

アイスホッケーの特徴は、なんといってもそのダイナミックさです。氷上で行われるため、選手の移動やパックのスピードが地面(芝)の上で行われるフィールドホッケーに比べてかなり速くなり、観客はスピーディーでダイナミックな競技の様子を楽しむことができます。

チーム同士が戦うホッケーリンクの周囲には、飛んでくるパックから観客を守るためにネットや強化ガラスが設置されています。パックを巡って選手と選手が激しくぶつかり合い、さらに乱闘騒ぎにしばしば発展するので、「氷上の格闘技」とも呼ばれています。

ヨーロッパで生まれ、北米で育ち、再びヨーロッパへ

アイスホッケーのルールが整備されたのは、19世紀のカナダでした。ヨーロッパ各地で行われていた現在のアイスホッケーに似たスポーツを基にして、1879年にマギル大学の学生だったロバートソンとスミスがルールを制定したといいます。

翌1880年にマギル大学のアイスホッケーチームが結成されると、その後、このスポーツがカナダ全土に広まり、地域の代表チーム同士による試合や大会が開催されるようになりました。

アイスホッケーはそのまま南下して、1890年代にアメリカに伝わりました。1895年には、ジョンズ・ホプキンス大学とイェール大学の間で試合が行われたという記録が残っています。北米を中心にして、アイスホッケーは大変な人気となり、今度は逆輸入されるかたちでヨーロッパへと広まりました。そしてついに、1920年のアントワープオリンピック(ベルギー五輪)で初めてオリンピック種目として採用されたのです。今ではもうすっかり冬季オリンピックの目玉の一つとなっています。

先の曲がった杖は「羊飼いの杖(hocquet)」

ホッケー(hockey)の語源は、古いフランス語の「hocquet」であるとされています。これは、英語で言うところの「shepherd's crook」であり、「先の曲がった杖」のことを指します。羊飼いが使っていた杖のことをそう呼ぶのですが、ホッケーで使うスティックと形が似ていることから、そういう呼び名になったと言われています。

正式にルールが定められる前は、ヨーロッパで盛んに行われていたスポーツなので、古いフランス語が競技名に採用されたと考えられます。

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