音声の翻訳は、「テープおこし」から始まります│翻訳会社ブログ

音声を文字として残す場合の「テープおこし」

音声の翻訳は、「テープおこし」から始まります

テープおこし

ビジネスのグローバル化が進む昨今、あらゆるビジネスシーンで、英語をはじめとした多言語が共存するようになりました。英語での講演、海外支社スタッフを交えての会議など、音声を文字におこし、更にそれを翻訳して残すニーズも高まっています。音源言語のネイティブスピーカーが聞き取りを行い、文章に再現する「テープおこし」の概要と、スムーズに発注を進めるコツを紹介しましょう。

こんな時、「テープおこし」が必要です

会議やインタビュー、対談、視察など、音声を文字として残すには「テープおこし」が必要になります。スマートフォンなどの機能も充実している現代、音声の録音や、画像の録画は、特別なことではなくなっています。

例えば、部署の代表としてセミナーに参加するとします。講演者のひとりは英語でスピーチを行います。後日の報告と情報共有のためにも、講演内容を録音するのが賢明でしょう。セミナー終了後、録音した音源を文字化する作業が「テープおこし」です。まず、英語での講演部分を英語ネイティブが英語でおこし、次に日本語に翻訳します。

インタビューなどの場合は、翻訳だけでなく、字幕挿入や音声の吹き替えまで行うこともあります。それらも、全て「テープおこし」からスタートしているのです。

「テープおこし」の仕上げ方3種

「テープおこし」は、通常3種類の仕上げ方があります。発注の際には、用途に応じて仕上がりの希望を伝えるようにしましょう。

1. 素おこし

例えば、会話に含まれる「あのー」とか「えー」などの声も、そのまま全て文字におこすのが「素おこし」です。

2. ケバ取り

内容に必要ない言い淀み、意味のない相槌などを取り除いて文字化するのが「ケバ取り」です。一般的で多くの用途に向いている仕上がり方法です。

3. 整文

ケバ取りに加えて、文章として意味が通るもの、または様式が決まっている場合は指定の様式に文体を加筆・修正するのが「整文」です。例えば、文末を「です・ます調」で合わせる、などがこれにあたります。整文の程度は、ケースバイケースになりますので、整文を希望する場合は、発注時にできる限り明確に指示をすると良いでしょう。

「テープおこし」発注の際のポイント

「テープおこし」は、想像以上にテクニックを要する作業です。質の良い「テープおこし」を短納期で手に入れるためには、できる限り質の良い音源を用意することが重要になります。例えば、録音機器をポケットの中に入れた状態で録音すると、服の擦れる音が大きく入ってしまい、聞き取りに影響します。ひとつの単語を聞き取るのに何十回も同じ個所を聞かなければならない、ということにもなり兼ねません。

また、会議や対談など、複数の人物が参加している場合は、それらの登場人物の詳細を、予め伝えておくようにしましょう。職種や会社による専門用語などの用語集があれば、作業の効率化に役立ちます。

音声の文字化をビジネスに取り入れましょう

「テープおこし」を積極に取り入れることにより、ビジネスにおける可能性をさらに広げていけます。海外本社から配布された研修ビデオを日本語版へ編集、日本での会議内容を海外スタッフと共有するなど、すぐにでも行動に移したい内容が浮かんできませんか? 音声の文字化を、ビジネスの武器のひとつとして取り入れていきましょう。

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