日本でも多言語教育は進むのか│翻訳会社ブログ

多言語教育は日本でも生まれるのでしょうか?

多言語環境がハリウッドスターを作る?日本でも多言語教育は進むのか

多言語教育

ハリウッドでは、アメリカ人だけでなく非常に多国籍なスターたちが活躍しています。彼らの成功には、演技力や外見の他にも語学力が大きく貢献しているということは言うまでもありません。

一体どのような環境が彼らのようなマルチリンガルな人材を輩出するには必要なのでしょうか?

国際結婚による多言語環境

日本でも人気のある女優のミラ・ジョヴォヴィッチは、モンテネグロ人の父親とウクライナ人の母親との間に生まれました。そのため、彼女は英語だけでなくロシア語とセルビア語も堪能です。同様に、デンマーク人の父親とアメリカ人の母親を持つ俳優のヴィゴ・モーテンセンも、英語に加えてデンマーク語を流暢に話すことができます。

よく、家庭は最初の社会であると言われます。生まれた時からバイリンガルな環境で育つと、自然と語学が身についていくことが多いのです。

国レベルでの多言語環境

カナダでは、英語とフランス語が公用語として定められています。サウジアラビアでは、公用語ではないものの、英語が公用語のアラビア語と同様に広く使用されています。また、言語的マイノリティーグループが必然的にマジョリティーグループの言語を習得するケースや、政治的、経済的に力を持つグループが標準的に多言語能力を持っているといった場合もあります。このように、国レベルでの多言語環境が定着している国もあるのです。

日本における多言語教育

2012年の英語力指標調査によると、1位はスウェーデンとなっています。そしてデンマーク、オランダ、フィンランド、ノルウェイ、ベルギーと続き、上位11カ国がEU加盟国です。この調査で、日本は54カ国中22位となっています。ちなみに、下位に順位付けされているのは、アジア・アフリカ諸国や比較的貧しい国です。

EU加盟国では、国民が母国語以外に2つの言語を修得することを目標としています。そのため、語学力促進のための様々な施策が行われています。上記の調査結果からは、これまでの日本の英語教育がEU諸国ほど成功していないということが伺えます。しかし、早い段階から基礎英語を教えて、国際的に活躍できる人材を育てることを目的として、平成25年10月に文部省が小学校英語教育の開始時期を早める方針を発表しました。これによって日本人の英語力がどのように変わっていくのか、今後が楽しみです。

まとめ

国際結婚の多さや社会的環境によって、多言語習得が人々にとって比較的容易であるという国もあります。それに比べると、まだ日本では多言語話者を育成する環境が整っていないというのが現状です。しかし、日本でも英語教育の必要性が認識され、具体的な施策が打ち出されてきていますので、多言語環境が構築される日が来るかもしれません。

お問い合わせ

翻訳サービスについてのお問い合わせはこちら

関連サービス

このページの先頭に戻る