採用側の「面接スキル」とは │ アークコミュニケーションズ翻訳会社の社長ブログ

マリコの経英~楽しく正しく新しい翻訳会社の経営「採用側の『面接スキル』とは」

採用側の「面接スキル」とは

採用側の面接スキル

自社を正しく理解して「来たい!」と思ってもらう

世の中人材難で、社員の採用にはいろいろ苦労しています。そういう中でも、おかげさまでたくさんの方にご応募いただいているのはありがたい限りです。正社員の採用の際には、今でも必ず「面接」に参加しますが、この面接がなかなか大変なんです。

わたしは面接を「受ける」側ではなく「する」側。数だけで言うと、すでに1,000以上の面接を経験しています。面接を受ける側も大変な思いをして来ていただいていると思いますが、面接をする側も必死の思いで毎回面接に臨んでいます。また、面接をするスキルの重要性もひしひしと感じています。そんな中でわたしが経営者として個人的に導き出したのが以下のような「面接スキル3セット」です。

その1:相手の希望(期待)を聞き取り、正しく理解する

相手(面接を受ける人)の思い描いていることが採用後の環境で実現できないのなら、入社しないほうがお互い幸せだと思っています。相手の希望を100%満足させることはできないけれど、少なくとも相手の希望(期待)を正しく聞き取り、「この点は希望をかなえられる」「この点は希望をかなえられない」と正しく伝えられるスキルが必要です。

その2:相手の資質・スキルを正しく評価する

今は質疑応答の大部分を現場のスタッフに任せ、わたしは横で話を聞きながら、より具体的な質問ができるポイントを探して掘り込んだ質問をしています。たった数回の面接でその人のすべてを見極めることは難しいのですが、相手の実力値を正しく把握できれば、その人に合った仕事を用意することもできます。

その3:「一緒に仕事をしたい」と思ってもらう

その1その2を一生懸命実行しようとするあまりに陥りがちなのは、まるで警察官が被疑者を尋問するように質問を続けてしまうことです。面接が終わって、こちらが「あ~、理想の人だった!」と思っても、相手には「最悪の相手だった!」と思われてしまいます。相手に「来たい!」と思ってもらうように、会社の説明をしたり質問に真摯に答えたりしています。良いところも良くないと思われることも合わせて知ってもらうことが、面接では大事です。ただし、この思いが前面に出すぎると、必要以上に会社をPRしてしまい、相手に間違った期待を持たせてしまうこともあります。

せっかく縁があって入社いただいても、長続きしないとお互いが不幸になります。そのためにも、できるだけ素顔を見せあい、同じ船に乗って一緒に困難を乗り越えて行こうと思えるような、そんな面接になるといいなぁ、と思っています。そんなこんなで、面接についてはいまだに勉強中です!

欧米には「bad cop, good cop」メソッドも

ところで、英語の「I just got an interview at a famous IT company.」と「I just got a job interview at a famous IT company.」は同じ意味だと思いますか? 答えは「yes」ですが、シチュエーションによって「interview」の意味が変わります。

英語で「面接」と言う場合、「job interview」か、「job」を省略した「interview」という言葉が良く使われます。ただし、「interview」には日本語の「面接」と「インタビュー」という2つの意味があるので、「interview」とだけ言うと、どちらか迷うことになります。このため、「面接」の話をする時は、誤解を招かないためにも「job」を前に置いて「job interview」とすると分かりやすいかもしれません。

余談ですが、欧米では面接する人(2人の場合)を「bad cop, good cop」コンビと呼ぶことがあります。「面接なのに警官(cop)?」と思われる方がいるかも知れませんが、これは、面接官コンビを「答えを優しく聞き出す警官(good cop)」と「答えをアグレッシブに求める警官(bad cop)」になぞらえた表現です。一人が優しく質問をして、スムーズな環境下で面接者を評価し、もう一人が面接者にプレッシャーをかけて本音を言わせたり、緊張感を覚えさせたりしながら評価する面接手法を指して言います。

最近ではこうした方法も少し変わってきているようです。「bad cop」のレベルはもちろん社会的に許される範囲でやっているのですが、日本の面接テクニックとは大きく違い、これはこれで面白い方法だと思います。

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